Argo Workflows は、Kubernetes ネイティブのワークフロー実行エンジンであり、YAML または Python を使用して同時実行されるバッチタスクをオーケストレーションします。CI/CD パイプライン、データ処理、および機械学習ワークロードにご利用いただけます。本ガイドでは、ACS 上への Argo Workflows コンポーネントのインストール手順および Alibaba Cloud Argo CLI または Argo コンソールを用いたアクセス方法について説明します。
前提条件
開始する前に、以下の条件を満たしていることを確認してください。
ACS クラスターが存在すること
kubectlがご利用のクラスターに接続できるよう設定されていること
ステップ 1:Argo Workflows コンポーネントのインストール
ACS コンソールの アドオン ページから Argo Workflows をインストールします。
ACS コンソール にログインします。左側のナビゲーションウィンドウで、クラスター をクリックします。
管理対象のクラスターを見つけ、その ID をクリックします。クラスター詳細ページの左側ナビゲーションウィンドウで、操作 > アドオン を選択します。
アドオン ページで、Argo Workflows を見つけ、コンポーネントをインストールします。
インストール完了後、左側ナビゲーションウィンドウで アプリケーション > Helm を選択します。
ack-workflowを見つけ、そのステータスが デプロイ済み であることを確認します。
ステップ 2:Argo Workflows へのアクセス
ACS では、Alibaba Cloud Argo CLI および Argo コンソールの 2 つの方法で Argo Workflows と連携できます。
方法 1:Alibaba Cloud Argo CLI のインストール
Alibaba Cloud Argo CLI は、オープンソース版 Argo CLI と完全互換です。ワークフロー向けの CPU 使用率およびメモリ使用量のメトリック、運用コストのトラッキング機能を追加し、ワークフローから既に削除された Pod に対するログクエリ機能も拡張しています。
ご利用のオペレーティングシステムに対応した CLI バイナリをダウンロードします。
Linux:
https://ack-one.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/cli/v3.4.12/argo-cli-aliyun-linuxDarwin:
https://ack-one.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/cli/v3.4.12/argo-cli-aliyun-darwin
次の例では、Linux バイナリをダウンロードします。
wget https://ack-one.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/cli/v3.4.12/argo-cli-aliyun-linuxバイナリに実行権限を付与します。
chmod +x argo-cli-aliyun-linuxバイナリを PATH に登録されたディレクトリ(例:
/usr/local/bin/)に移動します。mv argo-cli-aliyun-linux /usr/local/bin/argo
方法 2:Argo コンソールの利用
Argo コンソールにアクセスするには、まず一時的なアクセストークンを取得し、その後ブラウザでコンソールを開きます。
アクセストークンの取得
次のコマンドを実行して一時トークンを生成します。このコマンドでは、ack-argo-server(argo 名前空間に事前設定されたサービスアカウント)を使用します。
kubectl create token ack-argo-server -n argoコマンドの出力としてトークン文字列が返されます。
elxxxxxxxxxxこのトークンは 1 時間有効です。有効期限が切れた場合は、新しいトークンを生成してください。
Argo コンソールへのアクセス
デフォルトでは、Argo Server は内部エンドポイントからのみアクセス可能です。インターネット経由でコンソールにアクセスするには、まずオプションの手順に従ってインターネットアクセスを有効化してください。
(オプション)インターネットアクセスを有効化します。
Argo Server Service を編集し、そのタイプを
LoadBalancerに変更します。kubectl edit service argo-server -n argoエディターで、
specセクション内にtype: LoadBalancerを設定します。詳細については、「SLB のアクセスの制御機能を使用する」をご参照ください。
Argo Server Service の外部 IP アドレスを取得します。
kubectl get service argo-server -n argo出力結果の
EXTERNAL-IPフィールドに表示される IP アドレスが、コンソールへのアクセスに使用するアドレスです。次の URL 形式でブラウザから Argo コンソールを開きます。
https://${IP}:2746ログインページが表示されます。

先ほど取得したトークンをテキストボックスに入力します。入力形式は
Bearer $tokenです。
ログイン後に、NAMESPACE を
argoに設定して、ご利用のワークフロータスクを表示します。
次のステップ
CLI またはコンソールを用いて、最初のワークフローを作成します。詳細については、「ワークフローの作成」をご参照ください。