このトピックでは、Elastic Compute Service (ECS) インスタンスのディザスタリカバリの制限事項 (ECS インスタンスのオペレーティングシステム、アーキテクチャ、データベース、アプリケーションの制限事項を含む) について説明します。
オペレーティングシステム
下表は、ECS インスタンスのディザスタリカバリをサポートするオペレーティングシステムを示します。
オペレーティングシステム | Version |
---|---|
Windows Server | 2008 R2、2012、2012 R2、2016 |
Linux |
|
注 他の Linux ディストリビューションを実行している ECS インスタンスのディザスタリカバリは、近日公開予定です。
アーキテクチャ
ECS インスタンスのディザスタリカバリは、ディスクレベルのデータレプリケーションに基づいて実現されます。 ディザスタリカバリは、基盤となるアーキテクチャに依存しません。 下表に、ディザスタリカバリをサポートしているプラットフォームを示します。 他にもディザスタリカバリをサポートするアーキテクチャを開発中です。 より詳しい情報は、チケットを起票してサポートセンターにお問い合わせください。
アーキテクチャ | サポートされているバージョン |
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物理マシン | フルサポート |
Hyper-V | 2008R2、2012、2012R2 |
vSphere | 5.5、6.0、6.5 |
データベースとアプリケーション
ECS インスタンスのディザスタリカバリのレプリケーションテクノロジーは、あらゆるタイプのデータベースとアプリケーションに適用できます。
ほとんどの場合、さまざまなアプリケーションの更新において一貫性を確保するためには自動化スクリプトが必要です。 ECS インスタンスのディザスタリカバリを実行する場合、Alibaba Cloud が提供するツールをスクリプトと合わせて使用することで、アプリケーションをスムーズに復元することができます。
その他の制限
- ECS インスタンスのシステムディスクが存在するボリュームのサイズが 2 TB を超える場合、ECS インスタンスで完全な復元を実行することはできません。
- データディスクの単一ボリュームは 32 TB を超えることはできません。