ApsaraDB for ClickHouse:CREATE USER

前提条件

特権アカウントを使用する必要があります。

制限事項

クラスターごとに最大 500 個の標準アカウントを作成できます。

構文

CREATE USER [IF NOT EXISTS] name1 [, name2, ...] [ON CLUSTER default]
    [NOT IDENTIFIED | IDENTIFIED {[WITH {auth_type}] BY {'password'}}]

パラメーター

• ON CLUSTER default: 各ノードにアカウントを作成します。このパラメーターは ON CLUSTER default に設定する必要があります。

• NOT IDENTIFIED: アカウントにパスワードを設定しません。NOT IDENTIFIED の使用は、IDENTIFIED WITH no_password の使用と同じです。

• IDENTIFIED BY 'password': アカウントのパスワードを設定します。パスワードは SHA256 アルゴリズムを使用して暗号化されます。IDENTIFIED BY 'password' の使用は、IDENTIFIED WITH sha256_password BY 'password' の使用と同じです。

• auth_type: パスワードのストレージメソッドを指定します。

  • no_password: アカウントにパスワードは設定されません。ログインにパスワードは必要ありません。

  • plaintext_password: パスワードはプレーンテキストで保存されます。

  • sha256_password: パスワードは SHA256 暗号化で保存されます。

例

• パスワード Account1 を使用して account1 という名前のアカウントを作成します。パスワードはプレーンテキストで保存されます。

  CREATE USER IF NOT EXISTS 'account1' ON CLUSTER default IDENTIFIED WITH plaintext_password BY 'Account1';

• パスワード Account2 を使用して account2 という名前のアカウントを作成します。パスワードは SHA256 暗号化で保存されます。

  • IDENTIFIED BY 'password' パラメーターを使用してアカウントを作成します。

    CREATE USER IF NOT EXISTS 'account2' ON CLUSTER default IDENTIFIED BY 'Account2';

  • IDENTIFIED WITH sha256_password BY 'password' パラメーターを使用してアカウントを作成します。

    CREATE USER IF NOT EXISTS 'account2' ON CLUSTER default IDENTIFIED WITH sha256_password BY 'Account2';

• パスワードなしで account3 という名前のアカウントを作成します。

  • NOT IDENTIFIED パラメーターを使用してアカウントを作成します。

    CREATE USER IF NOT EXISTS 'account3' ON CLUSTER default NOT IDENTIFIED;

  • IDENTIFIED WITH no_password パラメーターを使用してアカウントを作成します。

    CREATE USER IF NOT EXISTS 'account3' ON CLUSTER default IDENTIFIED WITH no_password;

• パスワード Account を使用して、account4 と account5 の 2 つのアカウントを作成します。パスワードは SHA256 暗号化で保存されます。

  CREATE USER IF NOT EXISTS 'account4', 'account5' ON CLUSTER default IDENTIFIED BY 'Account';