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Application Real-Time Monitoring Service:ユーザー行動のバックトラックによるJSエラーの診断

最終更新日:May 30, 2025

JavaScript (JS) エラー診断のプロセスにおいて、Application Real-Time Monitoring Service (ARMS) ブラウザ監視は、エラーに至るまでのユーザー行動の包括的なリストを表示するユーザー行動バックトラック機能を提供します。

背景情報

ARMS ブラウザ監視は、コンソール動作、ページジャンプ、ユーザクリック、ユーザー入力、API 呼び出しなど、ページ上のすべてのイベントをユーザー行動として定義します。ユーザー行動を時系列でつなぎ合わせて行動トレースを形成することができます。そして、行動トレースをバックトラックして分析することで、特定のエラーが発生した状況を再現できます。

ステップ1: ARMSエージェントをインストールする

ARMS エージェントをインストールすると、フロントエンドアプリケーションを完全に監視できます。必要に応じて、ARMS エージェントをインストールする方法を選択します。詳細については、「Web アプリケーションの監視」を参照してください。

ステップ2: エラーを診断する

ユーザー行動バックトラック機能を使用して、特定の JS エラーが発生した状況を再現し、エラーの原因を診断します。

  1. ARMS console にログインします。左側のナビゲーションペインで、ブラウザ監視 > ブラウザ監視 を選択します。

  2. ブラウザ監視ページで、上部のナビゲーションバーでリージョンを選択し、管理するアプリケーションの名前をクリックします。

  3. 左側のナビゲーションペインで、アプリケーション > JS エラー診断 を選択します。

  4. JS エラー診断ページで、頻発エラータブをクリックします。

    JS Error Diagnosis - Frequent Errors

  5. 診断するエラーの診断アクション列のをクリックします。

  6. エラーの詳細ページで、ユーザー行動トレースセクションのユーザー行動を分析して、エラーの原因となっている行動を特定します。

    Section Behavior