OceanBase Developer Center (ODC) は、スキーマとデータのエクスポート、データのみのエクスポート、スキーマのみのエクスポートの 3 つのデータエクスポートモードをサポートしています。スキーマはエクスポートされたオブジェクトの DDL ファイルであり、データはオブジェクトに格納されているデータファイルです。スキーマとデータファイルの種類は、エクスポート形式とインポート形式によって異なります。
ODC は、CSV 形式および SQL 形式でのデータのエクスポートと、ZIP、SQL(バッチインポート)、および CSV(単一テーブルインポート)ファイルのインポートをサポートしています。
エクスポートファイル形式
ODC は、メタデータファイル MANIFEST.bin、エクスポートされたオブジェクトのスキーマ定義ファイル、およびデータファイルを含む zip ファイルでデータをエクスポートします。
エクスポートタスクを作成するときに、データ形式SQL 形式object_name-スキーマ.sqlobject_name.sql を に設定すると、zip ファイルには、 のパターンで名前が付けられたスキーマ定義ファイルと、 のパターンで名前が付けられたデータファイルが含まれます。オブジェクト名は、データベース内のオブジェクトの名前と同じです。

データ形式 を CSV 形式 に設定すると、zip ファイルには object name-schema.sql のパターンで名前が付けられたスキーマ定義ファイルと、object name.csv のパターンで名前が付けられたデータファイルが含まれます。オブジェクト名は、データベース内のオブジェクトの名前と同じです。

インポートファイル形式
ODC は、ZIP(バッチインポートおよび単一テーブルインポート)、SQL(バッチインポート)、および CSV(単一テーブルインポート)ファイルのインポートをサポートしています。
ここで使用する ZIP ファイルは、.zip で終わる圧縮パッケージです。インポートタスクを作成するときに、ZIP ファイルコンテンツのインポートデータ形式CSV 形式SQL 形式エクスポート ファイル形式 として を選択した場合は、zip ファイル内の が か かを指定する必要があります。エクスポートする各種形式のファイルの内容については、「」をご参照ください。
バッチデータインポートでサポートされている SQL ファイルは、.sql で終わり、データベースで直接実行できる文が含まれています。これらの文には、SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、DROP が含まれます。
単一テーブルインポートでサポートされている CSV ファイルは、.csv または .txt で終わるデータファイルです。これらのファイルは、カスタムデリミタをサポートしています。