このトピックでは、ApsaraDB for MyBase のストレージプランのオフセットルールについて説明します。
オフセットルール
リージョンでストレージプランを購入すると、ApsaraDB for MyBase は、そのリージョンにデプロイされている従量課金インスタンスで使用されているストレージ容量を自動的に計算します。次に、システムはストレージプランの有効期限が切れる前に、ストレージプランを使用してストレージコストをオフセットします。使用されているストレージ容量がストレージプランの容量を超える場合、[請求書] の方法に基づいて追加のストレージに対して課金されます。
ストレージタイプ | オフセット係数 |
PL1 ESSD | 1 |
PL2 ESSD | 2 |
PL3 ESSD | 4 |
ストレージプランのオフセットルールは、オフセット係数に関して、以下のとおり適用されます。
ベーシックエディションインスタンス:オフセット係数 × 1
高可用性エディションインスタンス:オフセット係数 × 2
例
リージョンで 10 TB のストレージプランを購入したとします。このストレージプランを使用して、以下のインスタンスの従量課金請求をオフセットできます。
最大 10 TB の PL1 Enhanced SSD(ESSD)、最大 5 TB の PL2 ESSD、または最大 2.5 TB の PL3 ESSD を使用するベーシックエディションインスタンス。
最大 5 TB の PL1 ESSD、最大 2.5 TB の PL2 ESSD、または最大 1.25 TB の PL3 ESSD を使用する高可用性エディションインスタンス。
複数の ESSD を使用するベーシックエディションインスタンスを購入した場合、以下の場合にストレージプランを使用して ESSD の合計コストをオフセットできます。
PL1 ESSD の合計容量が 10 TB。
PL3 ESSD の合計容量が 1 TB、PL2 ESSD の合計容量が 2 TB、PL1 ESSD の合計容量が 2 TB。
ストレージプランの時間ごとのオフセットレコードは、[請求管理コンソール] で表示できます。