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Alibaba Cloud Linux:Alibaba Cloud Linux 3 で LRU ハッシュを使用する eBPF プログラムによって引き起こされる CPU 使用率の高さの解決

最終更新日:Aug 28, 2025

このトピックでは、Alibaba Cloud Linux 3 で eBPF プログラムが LRU ハッシュを使用しているときに発生する高い CPU 使用率の原因と解決策について説明します。

問題の説明

Alibaba Cloud Linux 3 では、LRU ハッシュを使用する eBPF プログラムが、高頻度のマップ操作中にシステムの CPU 使用率の急上昇を引き起こす可能性があります。 また、LRU マップが予期せずいっぱいになる可能性もあります。

image.png

原因

この問題は、hashtab のデッドロック問題を修正するために導入された、アップストリーム Linux カーネルパッチのバグが原因です。 LRU マップの更新操作が失敗すると、このバグによって関連付けられたメモリが正しく解放されなくなります。 このメモリリークは時間の経過とともに蓄積され、ロックの競合が増加し、CPU 使用率の急上昇を引き起こします。

範囲

この問題は、カーネルバージョン 5.10.134-15.al8.x86_64 以降で Alibaba Cloud Linux 3 を実行しているシステムで、eBPF プログラムが LRU ハッシュマップを使用している場合に影響します。

uname -r                                   // カーネルバージョンを確認します。
例: 5.10.134-19.al8.x86_64
sudo bpftool map show [OPTION]             // タイプ lru_hash のマップの出力を確認して、LRU ハッシュが使用されているかどうかを判断します。
例: image.png

解決策

カーネルライブパッチをインストールできます。

yum install kernel-hotfix-22519882-<os_minor_version_number>
例: yum install kernel-hotfix-22519882-5.10.134-19