logtail-dsコンポーネントは、Kubernetesログを収集するためにLog Serviceによって提供されるエージェントです。 このトピックでは、logtail-dsを紹介し、コンポーネントの使用法ノートとリリースノートについて説明します。
概要
logtail-dsコンポーネントを使用すると、低リソースオーバーヘッドで高性能なログ収集が可能になります。 デフォルトでは、コンポーネントはkube-system名前空間にインストールされます。 logtail-dsをインストールすると、システムは自動的に次の操作を実行します。
- KubernetesシステムにCRDを登録するために使用されるaliyunlogconfigsという名前のCustomResourceDefinition (CRD) を作成します。
- CRDの管理に使用されるalibaba-log-controllerという名前の配置を作成します。
- ログデータの収集に使用されるDaemonSetとしてLogtailをインストールします。
logtail-dsを使用して、ログを収集するコンテナを動的にフィルタリングできます。 logtail-dsは、標準出力、ファイル、syslogなど、複数の種類のログデータを収集できます。 このコンポーネントは、複数のログ解析方法と設定方法もサポートしています。 ログ収集機能の詳細については、「Logtail」をご参照ください。
使用上の注意
logtail-dsの使用方法の詳細については、「Simple log Serviceを使用したコンテナーからのログデータの収集」をご参照ください。
リリースノート
logtail-dsのリリースノートの詳細については、「logtail-dsリリースノート」をご参照ください。