ワークフロー クラスタの Argo Server を有効にすると、Argo Server API を呼び出してワークフローの送信を自動化し、オープンソースの Argo UI を使用してワークフローを管理できます。このトピックでは、ワークフロー クラスタの Argo Server を有効にする方法について説明します。
前提条件
ワークフロー クラスタ の作成に使用される Alibaba Cloud アカウントおよび Resource Access Management (RAM)ユーザーのみが、kubectl および Argo CLI を使用して、Argo Server API を呼び出すか、オープンソースの Argo UI を使用してワークフロー クラスタを管理できます。他の RAM ユーザーにワークフロー クラスタの管理を許可するには、最初に必要な権限を RAM ユーザーに付与する必要があります。詳細については、「権限付与の概要」をご参照ください。
デフォルトでは、Argo Server は Virtual Private Cloud (VPC)プライベート IP アドレスを使用してサービスを公開します。お使いのターミナルが VPC プライベート IP アドレスにアクセスできることを確認してください。
手順
次のコマンドを実行して、ワークフロー クラスタの Argo Server を有効にします。
aliyun adcp UpdateHubClusterFeature --ArgoServerEnabled true --ClusterId <クラスター ID>
次のコマンドを実行して、Argo Server ポッドのステータスをクエリします。
kubectl get pod -n <クラスター ID>
期待される出力:
NAME READY STATUS RESTARTS AGE argo-server-***-*** 1/1 Running 4 5m35s
次のコマンドを実行して、
デフォルト サービスアカウント
の Argo トークンを取得し、Argo Server API を呼び出してデフォルトの名前空間のワークフローをクエリします。説明Argo Server のドメイン名は、
https://argo.<クラスター ID>.<リージョン>.alicontainer.com:2746
形式です。ARGO_TOKEN=$(kubectl create token default -n default) curl -H "Authorization: Bearer $ARGO_TOKEN" https://argo.<クラスター ID>.<リージョン>.alicontainer.com:2746/api/v1/workflows/default -k | jq { "metadata": { "resourceVersion": "12029" }, "items": null }
Distributed Cloud Container Platform for Kubernetes (ACK One) コンソールを使用して、Argo UI にアクセスします。
ACK One コンソール にログインします。左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[基本情報] タブで、[ワークフロー コンソール (argo)] カードをクリックします。
[ログイン] をクリックし、[シングル サインオン] します。
左側のナビゲーションウィンドウで、ワークフロー アイコン
をクリックし、デフォルト[名前空間] フィールドに と入力して、デフォルトの名前空間のワークフローを表示します。