ACK でノードプールを作成する際、ノードのオペレーティングシステムとして ContainerOS を使用できます。ContainerOS は、コンテナアプリケーションの実行に最適化された、軽量で安全な Linux ディストリビューションです。不要なソフトウェアパッケージを最小限に抑えることで、攻撃対象領域を減らし、パフォーマンスを向上させます。
制限事項
ContainerOS は、バージョン 1.24.6 以降で、コンテナーランタイムとして containerd を使用する ACK マネージドクラスター でのみサポートされます。クラスターをアップグレードするには、「クラスターを手動でアップグレードする」をご参照ください。
ContainerOS 3.5.0 以降では、以下の条件も適用されます。
Terway はバージョン v1.14.1 以降である必要があります。コンポーネントをアップグレードするには、「コンポーネントの管理」をご参照ください。
ack-advanced-audit コンポーネントはサポートされていません。
NAS または CPFS の永続ボリュームを使用するには、cnfs-nas-daemon をインストールする必要があります。
ノードプールにはデータディスクを 1 つしか設定できません。
ノードプールの設定では、[Pre-custom Instance Data] と [Instance User Data] の両方が bootstrap コンテナーで実行されます。/etc/hosts、/etc/resolv.conf、/usr などのホストディレクトリに直接書き込むことはできません。
手順
ACK コンソールにログインします。左側のナビゲーションウィンドウで、[クラスター] をクリックします。
クラスター ページで、管理するクラスターを見つけてその名前をクリックします。左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[ノードプール] ページで、右上隅にある [ノードプールの作成] をクリックします。
[ノードプールの作成] ダイアログボックスで、[オペレーティングシステム] を ContainerOS に設定し、必要に応じて他のオプションを設定してから、[設定の確認] をクリックします。
設定項目の詳細については、「ノードプールの作成と管理」をご参照ください。
関連ドキュメント
ノードの O&M メソッドを選択するには、「ContainerOS ノードの O&M」をご参照ください。
ContainerOS イメージのリリースノートについては、「ContainerOS イメージのリリースノート」をご参照ください。