本トピックでは、VSwitch の作成方法について説明します。

このタスクについて

VPC 作成後、VSwitch を作成して 1 つの VPC を複数のサブネットにパーティション分割することができます。 VPC の VSwitch は、既定では相互に通信することができます。 クラウドリソースが VSwitch にデプロイされている必要があります。 サービスの可用性を改善するために、異なるゾーンの VSwitch にアプリケーションをデプロイすることができます。
VSwitch はマルチキャストやブロードキャストに対応していません。

手順

  1. 左側のナビゲーションウィンドウで、 をクリックします。
  2. VSwitch を作成する VPC のリージョンを選択します。
  3. ページで VSwitch 作成 をクリックします。
  4. VSwitch 作成 のページでパラメーターを設定し、 OK をクリックします。 パラメーターの説明は下表の通りです。
    IPv6 CIDR ブロックは、中国 (Hohhot) リージョンでのみ有効化することができます。 IPv6 CIDR ブロックが有効化されると、システムによって IPv6 Gateway が作成されます。
    設定項目 説明
    リソースグループ VSwitch が属するリソースグループを選択します。
    VPC VSwitch が所属する VPC を選択します。
    IPv4 CIDR ブロック 選択された VPC の IPv4 CIDR ブロック。
    IPv6 CIDR ブロック 選択した VPC の IPv6 CIDR ブロック。
    選択された VPC に有効化されている IPv6 CIDR ブロックがない場合は、 をクリックします。 IPv6 CIDR ブロックが有効化されると、システムによって VPC の Free Version の IPv6 Gateway が自動的に作成されます。
    名前 VSwitch の名前を入力します。

    名前は 2〜128 文字で、英数字、アンダースコア (_)、ハイフン (-) が使用可能です。 名前は英字で始まる必要があります。

    ゾーン VSwitch が所属するゾーンを選択します。 VPC 内の異なったゾーンに存在している VSwitch の間でイントラネットを通して相互に通信することができます。
    IPv4 CIDR ブロック VSwitch の IPv4 CIDR ブロックを入力します。 IPv4 CIDR ブロックを指定する際は、次の内容にご注意ください。
    • VSwitch の IPv4 CIDR ブロックを VSwitch が属する VPC と同一にすることが可能です。または、VPC CIDR ブロックのサブセットのものと同一にすることが可能です。

      たとえば、VPC の CIDR ブロックが 192.168.0.0/16 である場合、VPC 内の VSwitch の CIDR ブロックを 192.168.0.0/16、あるいは 192.168.0.0/17 〜 192.168.0.0/29 のいずれかの CIDR ブロックに設定することができます。

      VSwitch の CIDR ブロックが VPC の CIDR ブロックと同じ場合、作成できる VSwitch は 1 つのみです。
    • VSwitch CIDR ブロックのサブネットマスクは 16 〜 29 bits にすることができます。 これは、VSwitch が 8 〜 65,536 件の IP アドレスを提供できることを意味します。
    • VSwitch CIDR ブロックの IP アドレスの最初の 1 件および最後の 3 件は予約済みです。

      たとえば、VSwitch の CIDR ブロックが192.168.1.0/24 の場合、IP アドレス 192.168.1.0、192.168.1.253、192.168.1.254、192.168.1.255 は予約済みです。

    • VSwitch が別の VPC の VSwitch またはオンプレミスのデータセンターと通信する必要がある場合は、関連の CIDR ブロックが相互に競合しないようにしてください。
    重要 VSwitch の作成後は、VSwitch の CIDR ブロックを変更することはできません。
    使用可能なプライベート IP の数 VSwitch によって提供されている、利用可能な IPv4 アドレスの数。
    IPv6 CIDR ブロック VSwitch の IPv6 CIDR ブロックを入力します。

    VSwitch の IPv6 CIDR ブロックのマスクは、既定では /64 に設定されています。 0〜255 を入力して IPv6 CIDR ブロックの最後の 8 bit をカスタマイズすることができます。

    たとえば、選択された VPC の IPv6 CIDR ブロックが 2xx1:db8::/64 の場合、255 (16 新数表記で ff) と入力することができます。 VSwitch の IPv6 CIDR ブロックは 2xx1:db8:ff::/64 になります。

    説明 VSwitch の説明を入力します。

    説明は、長さが 2 ~ 256 文字である必要があります。文頭に http:// または https:// を含めることはできません。