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Tablestore:時系列分析ストアのデータの TTL を更新する

最終更新日:Apr 23, 2025

分析ストアの既存データを削除する場合、または分析ストアのデータの保持期間を延長する場合は、UpdateTimeseriesAnalyticalStore 操作を呼び出して、分析ストアの Time To Live(TTL)構成を更新できます。分析ストアの TTL 構成を更新すると、Tablestore は、保持期間が TTL 値を超えるデータを分析ストアから非同期的に自動的に削除します。

前提条件

使用上の注意

  • 分析ストアの同期オプションは更新できません。

  • 分析ストアの最小 TTL は 30 日(2,592,000 秒)です。

  • 分析ストアを作成するときに、TTL が -1 に設定されていない場合、Tablestore は、保持期間が TTL 値を超えるデータを分析ストアから非同期的に自動的に削除します。 UpdateTimeseriesAnalyticalStore 操作を呼び出すことで、分析ストアの TTL を変更することもできます。

    保持期間が TTL 値を超えるデータは無効なデータです。システムが無効なデータを削除していない場合でも、ユーザーはそのデータを読み取ることができなくなります。

    • TTL 値を小さくすると、分析ストアのデータの有効期限が切れ、システムは対応する期限切れのデータを非同期的に削除します。

    • TTL 値を大きくすると、システムが古い TTL 値を超えるデータを削除しておらず、データの保持期間が新しい TTL 値以下の場合、データは引き続き読み取ることができます。

パラメータ

パラメータ

説明

timeseriesTableName

時系列テーブルの名前。

analyticalStore

analyticalStoreName

分析ストアの名前。

timeToLive

分析ストアのデータの保持期間(秒単位)。有効な値:-1(データの有効期限なし)または 2,592,000(30 日)以上の正の int32 整数。

分析ストアのデータの有効期限を無期限にする場合は、timeToLive を -1 に設定します。

次のサンプルコードは、test_timeseries_table 時系列テーブルに作成された test_analytical_store という名前の分析ストアのデータの TTL を 30 日(2,592,000 秒)に更新する方法の例を示しています。

public void updateAnalyticalStore(TimeseriesClient client) {
    // 分析ストアの名前を指定します。
    TimeseriesAnalyticalStore store = new TimeseriesAnalyticalStore("test_analytical_store");
    // 分析ストアの TTL を 2,592,000 秒に更新します。
    store.setTimeToLive(2592000);
    // 時系列テーブルの名前を指定します。
    UpdateTimeseriesAnalyticalStoreRequest request = new UpdateTimeseriesAnalyticalStoreRequest("test_timeseries_table");
    request.setAnalyticStore(store);
    client.updateTimeseriesAnalyticalStore(request);
}