このトピックでは、Tablestore SDK for Node.js を使用して、データテーブルの自動インクリメント主キー列を設定する方法について説明します。また、自動インクリメント主キー列にデータを書き込み、自動インクリメント主キー列に生成された値を取得する方法についても説明します。
使用上の注意
自動インクリメント主キー列の値は一意であり、単調に増加しますが、同じパーティションキー値を共有するパーティション内で常に連続しているとは限りません。
前提条件
クライアントが初期化されていること。詳細については、「Tablestore クライアントを初期化する」をご参照ください。
自動インクリメント主キー列を設定する
データテーブルを作成するときに、パーティションキーではない主キー列を自動インクリメント主キー列として指定できます。既存のデータテーブルでは、自動インクリメント主キー列を設定できません。
パーティションキーではない主キー列を自動インクリメント主キー列として指定できるのは、主キー列のデータ型が Integer の場合のみです。データテーブルは、最大で 1 つの自動インクリメント主キー列を持つことができます。自動インクリメント主キー列に生成される値は、64 ビット符号付き long 整数です。
サンプルコード
次のサンプルコードは、test_table という名前のデータテーブルを作成する方法の例を示しています。このテーブルの主キーには、パーティションキー id と自動インクリメント主キー列 incr が含まれています。
function createTableSample() {
var createParams = {
tableMeta: {
tableName: 'test_table',
primaryKey: [
{
name: 'id',
type: 'STRING'
},
{
name: 'incr',
type: 'INTEGER',
option: 'AUTO_INCREMENT'
},
]
},
tableOptions: {
timeToLive: -1,
maxVersions: 1
},
reservedThroughput: {
capacityUnit: {
read: 0,
write: 0
}
},
};
client.createTable(createParams, function (err, data) {
if (err) {
console.error('error:', err);
return;
}
console.log('success:', data);
});
}データの書き込み
自動インクリメント主キー列にデータを書き込むときは、自動インクリメント主キー列の値をプレースホルダーに設定するだけで済みます。データのクエリと更新のために自動インクリメント主キー列の生成値を取得する場合は、returnType パラメーターを Primarykey に設定する必要もあります。
サンプルコード
次のサンプルコードは、test_table テーブルにデータの行を書き込み、書き込まれた行データの主キー情報を取得して出力する方法の例を示しています。
function putRowSample() {
var putParams = {
tableName: 'test_table',
condition: new TableStore.Condition(TableStore.RowExistenceExpectation.IGNORE, null),
primaryKey: [
{ id: 'row1' },
// 自動インクリメント主キー列をプレースホルダーに設定します。
{ incr: TableStore.PK_AUTO_INCR }
],
attributeColumns: [
{ 'col1': 'val1' }
],
// 戻り値の型を Primarykey に設定して、書き込まれた行データの主キー情報を返します。
returnContent: { returnType: TableStore.ReturnType.Primarykey }
};
client.putRow(putParams, function (err, data) {
if (err) {
console.error('error:', err);
return;
}
// RequestId と消費された CU
console.log("RequestId: ", data.RequestId);
console.log("Read CU Cost: ", data.consumed.capacityUnit.read);
console.log("Write CU Cost: ", data.consumed.capacityUnit.write);
// 返された主キー情報を取得して出力します。戻り値の型が Primarykey に設定されていない場合、主キー情報はデフォルトでは返されません。
if (data.row.primaryKey) {
console.log(JSON.stringify(data.row.primaryKey));
}
});
}