Server Migration Center (SMC) による移行後、ターゲットインスタンス上の特定のシステム構成とデータが変更される場合があります。Linux インスタンスと Windows インスタンスについて、以下にリストされている変更内容を確認し、必要に応じて設定を調整してください。
Linux インスタンスの移行後の変更
システム構成の変更
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SMC は、移行されたサーバーが Elastic Compute Service (ECS) 上で確実に動作するように、以下の変更を行います。これらの変更は、ソースサーバーのサービスには影響しません。
自動変更
理由
ブートファイルの修正
影響を受けるファイル:/boot/grub/grub.conf、/boot/grub/grub.cfg、または /boot/grub2/grub.cfg
OS が正しいディスクを検出し、そこからブートできるように、システムディスクの UUID を置き換えます。
自動マウント構成ファイルの修正
影響を受けるファイル:/etc/fstab
インスタンスの起動時に、データディスクが検出され、自動的にマウントされるようにします。
SELinux の無効化
影響を受けるファイル:/etc/selinux/config
アクセス制御ポリシーによるアプリケーションの起動失敗を防ぐため、無効化します。
移行後、セキュリティへの影響を評価した上で、必要に応じて SELinux を再度有効化してください。
cloud-init 構成の修正
影響を受けるファイル:/etc/cloud/cloud.cfg
移行されたインスタンスが、クラウドプラットフォームの初期化構成を受信して実行できるようにします。
initramfs の再構築
影響を受けるファイル:/boot/initramfs*.img
virtio ドライバーなど、クラウド環境のドライバーをインストールします。
依存関係のインストール
ブロックレプリケーションの依存関係である gcc と make をインストールします。
SMC クライアントのインストールと実行
SMC クライアントのデフォルトのインストールディレクトリは
/smcです。 -
以下の項目については、手動での変更が必要です。
問題
原因
SSH リモートログインの失敗
SMC は、ソースサーバーから NIC 構成をコピーします。移行後、元の NIC 名が ECS の命名規則 (eth0 や eth1 など) と一致しない場合があり、ネットワークサービスが起動できなくなります。構成を手動で変更し、サービスを再起動してください。
例:NIC 名を
ens192からeth0に変更します。必要に応じて調整してください。-
移行された ECS インスタンスにログインします。
イメージに移行する場合は、まず カスタムイメージまたは共有イメージからインスタンスを作成 する必要があります。
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ECS コンソール - インスタンスに移動します。上部メニューで、対象のリージョンとリソースグループを選択します。
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[インスタンス] ページに移動します。[操作] 列で [接続] をクリックし、表示されるダイアログボックスで [今すぐログイン] をクリックします。プロンプトに従ってログインし、ターミナルページに移動します。
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cd /etc/sysconfig/network-scripts/を実行して、NIC 構成ディレクトリに移動します。 -
NIC 構成ファイル
ifcfg-ens192を見つけ、sudo mv ifcfg-ens192 ifcfg-eth0を実行して名前を変更します。 -
sudo vi ifcfg-eth0を実行します。DEVICEパラメータをeth0に、BOOTPROTOパラメータをdhcpに変更します。その後、ファイルを保存して終了します。 -
ホスト名が変更される
移行中にホスト名が変更されます。必要に応じて再 設定 してください。
元のログインパスワードが無効になる
移行後、元のパスワードは無効になります。
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イメージへの移行:カスタムイメージまたは共有イメージからインスタンスを作成する際に、[ログイン認証情報] セクションでログインパスワードを設定します。
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ECS インスタンスへの移行:パスワードをリセットします。
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ストレージとデータの変更
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問題 |
理由 |
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ディスクデバイス名の変更 |
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デフォルトでは、SMC は '--sparse' オプションを使用します。スパースファイルは、ターゲットインスタンス上で実際のデータサイズのみを占有するため、論理サイズが物理サイズを超えます。これは使用に影響しません。 スパースファイルを完全にコピーするには、'client_data' ファイルの 'sync.options' に '--no-S' を追加し、移行を再起動してください。 |
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移行後のデータの不整合 |
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Docker 環境の消失 |
SMC は、ブロックレプリケーションが有効な場合にのみ、Docker 環境を完全に移行します。ブロックレプリケーションを有効にする際の考慮事項 をご参照ください。 |
Windows インスタンスの移行後の変更
システム構成の変更
SMC による移行後、新しいサーバー上のシステム構成や Windows 共有接続などのデータは、ソースサーバーと一致した状態を保ちます。以下の表は、移行後に注意が必要な変更と、その対処方法を示しています。
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問題 |
解決方法 |
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ホスト名の変更 |
移行後、ホスト名が変更されます。必要に応じて 設定 してください。 |
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元のログインパスワードが無効になる |
移行後、ログインパスワードが変更されます。
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SMC クライアントのインストールと実行 |
SMC クライアントのデフォルトのインストールディレクトリは |
ストレージとデータの変更
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問題 |
理由 |
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ドライブ文字の変更 |
初回起動時、Windows はドライブ文字を順番に再割り当てするため、元の割り当てと異なる場合があります。手動で再割り当てできます。
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GPT パーティションが MBR パーティションになる |
これはデータ操作には影響しません。互換性のため、SMC は 2 TiB 未満のデータディスク上の GPT を MBR に変換します。 後で 2 TiB を超えて拡張する場合は、パーティションを GPT パーティションに変換 する必要があります。 |
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ダイナミックディスク構造がコピーされない |
SMC は Windows のダイナミックディスク構造を移行しません。ダイナミックディスクは、移行後にベーシックディスクに変換されます。 |
アイコンを右クリックし、[ディスクの管理] を選択します。