デフォルトでは、ファイルは収集のために 1 つの Logtail 構成のみに一致させることができます。このトピックでは、ファイル内のログの複数のコピーを収集する方法について説明します。
背景情報
ファイルが収集のために複数の Logtail 構成と一致する場合、CPU、メモリ、ディスク I/O、およびネットワーク I/O リソースの使用量が大幅に増加します。これは、Logtail と同じサーバーにデプロイされている他のサービスのパフォーマンスに影響します。したがって、デフォルトのシナリオでは、ファイルは収集のために 1 つの Logtail 構成のみに一致させることができます。
解決策
ログを異なるログストアに保存する
複数の Logtail 構成を作成する必要はありません。Simple Log Service のデータ変換機能を使用してログを複製できます。これにより、同じサーバー上の他のサービスのパフォーマンスへの影響を防ぎます。詳細については、「ログストアからデータを複製する」をご参照ください。
複数の Logtail 構成を作成する
ホストシナリオ
ディレクトリへのシンボリックリンクを作成する
必要なファイルが保存されているディレクトリへのシンボリックリンクを作成します。次に、1 つの Logtail 構成で実際のパスを指定し、もう 1 つの Logtail 構成でシンボリックリンクを指定できます。たとえば、
/home/log/nginx/log
ディレクトリへの/home/log/nginx/link_log
シンボリックリンクを作成できます。ln -s /home/log/nginx/log /home/log/nginx/link_log
Logtail 構成に設定を追加して、ログを強制的に収集する
Logtail 構成を作成するときに、[複数回の収集を許可する] 入力構成 セクションをオンにします。詳細については、「ホストテキストログ収集(自動インストール)」および「ホストテキストログ収集(手動インストール)」をご参照ください。
コンテナシナリオ
コンテナログを収集する方法の詳細については、「Alibaba Cloud ACK クラスタテキストログの収集(DaemonSet モードでの Logtail のデプロイ)」および「セルフマネージド K8s クラスタのテキストログの収集(DaemonSet モードでの Logtail のデプロイ)」をご参照ください。
コンソール
Logtail 構成を作成するときに、[複数回の収集を許可する] 入力構成 セクションをオンにします。
CRD
複数のカスタムリソース定義(CRD)を作成します。