Simple log serviceのサービスログ機能は、プロジェクトのリソースに対して実行された操作に関するログデータを記録するのに役立ちます。 この機能は、複数のディメンションでデータを分析できるダッシュボードも提供します。 この機能を使用して、Simple Log serviceのサービスステータスをリアルタイムで表示し、O&M効率を向上させることができます。
デフォルト設定
デフォルト設定項目 | 説明 |
ログストア | プロジェクトに対してサービスログ機能が有効になっている場合、生成されたログデータは分類され、専用のログストアの1つに保存されます。 デフォルトでは、Simple Log Serviceは次の2つの専用ログストアを自動的に作成します。
ログタイプとフィールドの詳細については、ログタイプ をご参照ください。 説明
|
リージョン |
|
シャード | デフォルトでは、Logstoreごとに2つのシャードが作成され、自動シャーディング機能が有効になっています。 詳細については、「自動シャーディングの有効化」をご参照ください。 |
ログ保持期間 | デフォルトでは、ログデータは30日間保持されます。 保持期間を変更できます (internal-diagnostic_logを除く) 。 詳細については、「Logstore の管理」をご参照ください。 |
Index | デフォルトでは、収集されたすべてのログデータに対してインデックス機能が有効になります。 データのクエリと分析、またはアラートルールの設定が不要になった場合は、[検索と分析] ページの右上隅にある [インデックス属性] をクリックして、インデックス機能を無効にします。 |
ダッシュボード | 次のダッシュボードが自動的に作成されます。
詳細については、「サービスログダッシュボード」をご参照ください。 |
シナリオ
シャード間でデータが均等に書き込まれ、消費されるかどうかを確認する
定義済みのダッシュボードを使用して、データの書き込みとシャードの消費の傾向を表示し、データが均等に書き込まれているか、シャード間で消費されているかを確認できます。
プロジェクト内の複数のLogstoreが同じシャードを共有する場合があります。 Logstoreの複数のシャードへのデータ書き込みを表示するには、フィルター条件としてLogstoreを指定します。
APIリクエストのステータスの監視
API操作を呼び出して、ログデータの書き込み、ログデータの消費、プロジェクトまたはLogstoreの作成を行うことができます。 API操作が呼び出されるたびに、internal-operation_log Logstoreにログが生成されます。 APIリクエストが失敗した場合、生成されたログの [ステータス] フィールドの値は、200を超える整数 (404など) になります。 Statusフィールドの値が200を超えるログの数を表示することで、APIリクエストを監視できます。
Logtailステータスの表示
重要なログの収集を有効にすると、Simple Log Serviceは、Logtail全体のステータス、Logtailファイル収集モニタリング、およびLogtail例外モニタリングのLogtail関連のダッシュボードを自動的に作成します。 これらのダッシュボードを使用して、Logtailのステータスを監視できます。