Logtail を使用してログを収集する場合、processor_add_fields プラグインを使用してログフィールドを追加できます。このトピックでは、processor_add_fields プラグインのパラメーターについて説明し、プラグインを構成する方法の例を示します。
制限事項
テキストログとコンテナーの標準出力および標準エラー用の入力プラグインは、フォーム構成のみをサポートしています。その他の入力プラグインは、JSON でのエディター構成のみをサポートしています。
エントリポイント
Logtail プラグインを使用してログを処理する場合、Logtail 構成を作成または変更するときに Logtail プラグイン構成を追加できます。詳細については、「データ処理用の Logtail プラグインの概要」をご参照ください。
構成の説明
Logtail V0.16.28 以降のみが processor_add_fields プラグインをサポートしています。
フォーム構成
パラメーター
[プロセッサの種類] パラメーターを [フィールドの追加] に設定します。次に、以下の表に基づいて他のパラメーターを構成します。
パラメーター
説明
[フィールドの追加]
追加するフィールドの名前と値。複数のフィールドを追加できます。
[同名の新しいフィールドを無視する]
フィールド名が同じである場合に、重複するフィールドを無視するかどうかを指定します。
例
次の例は、ログに
aaa2
フィールドと aaa3 フィールドを追加する方法を示しています。生のログ
"aaa1":"value1"
データ処理用の Logtail プラグイン構成
処理結果
"aaa1":"value1" "aaa2":"value2" "aaa3":"value3"
JSON でのエディター構成
パラメーター
type
パラメーターをprocessor_add_fields
に設定します。次に、以下の表に基づいてdetail
セクション内の他のパラメーターを構成します。パラメーター
タイプ
必須
説明
Fields
マップ
はい
追加するフィールドの名前と値。複数のキーと値のペアを指定して、複数のフィールドを追加できます。
IgnoreIfExist
ブール値
いいえ
フィールド名が同じである場合に、重複するフィールドを無視するかどうかを指定します。有効な値:
true
false (デフォルト)
例
次の例は、ログに aaa2 フィールドと aaa3 フィールドを追加する方法を示しています。
生のログ
"aaa1":"value1"
データ処理用の Logtail プラグイン構成
{ "processors":[ { "type":"processor_add_fields", "detail": { "Fields": { "aaa2": "value2", "aaa3": "value3" } } } ] }
処理結果
"aaa1":"value1" "aaa2":"value2" "aaa3":"value3"