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Simple Log Service:ネイティブ プラグイン: データ解析 (正規表現モード)

最終更新日:Apr 28, 2025

Logtail プラグインを使用して、正規表現に基づいてログからフィールドを抽出できます。この場合、ログは複数のキーと値のペアに解析されます。

エントリ ポイント

Logtail プラグインを使用してログを処理する場合、Logtail 構成を作成または変更するときに Logtail プラグイン構成を追加できます。詳細については、「概要」をご参照ください。

構成の説明

パラメーター

説明

元のフィールド

解析前のログコンテンツを格納する元のフィールド。デフォルト値: content。

正規表現

ログの照合に使用される正規表現。

  • Simple Log Service では、[プロセッサの設定] セクションの [ログサンプル] フィールドでサンプルログを指定すると、[プロセッサの種類] パラメーターを [データ解析 (正規表現モード)] に設定した後に表示されるダイアログボックスに、サンプルログが表示されます。Simple Log Service は、ログの最初の行の先頭と一致する正規表現を自動的に生成するか、手動で指定した正規表現を使用できます。詳細については、「設定例」をご参照ください。

    • [生成] をクリックします。[ログサンプル] フィールドで、抽出するログコンテンツを選択し、[正規表現の生成] をクリックします。Simple Log Service は、選択したコンテンツに基づいて正規表現を生成します。

    • [正規表現を手動で入力] をクリックして、正規表現を指定します。設定を構成した後、[検証] をクリックして、正規表現が期待どおりにログ コンテンツを解析および抽出できるかどうかを確認します。詳細については、「正規表現をテストするにはどうすればよいですか?」をご参照ください。

  • サンプル ログを指定しない場合は、実際のログ コンテンツに基づいて正規表現を指定する必要があります。

抽出されたフィールド

抽出されたフィールド。各 [値] パラメーターに [キー] パラメーターを設定します。[キー] パラメーターは新しいフィールド名を指定します。[値] パラメーターは、ログから抽出されるコンテンツを指定します。

解析に失敗した場合、元のフィールドを保持する

生のログの解析に失敗した後に取得される新しいログに元のフィールドを保持するかどうかを指定します。

解析に成功した場合、元のフィールドを保持する

解析後に取得される新しいログに元のフィールドを保持するかどうかを指定します。

元のフィールドの新しい名前

保持する元のフィールドの新しい名前。[解析に失敗した場合、元のフィールドを保持する] または [解析に成功した場合、元のフィールドを保持する] を選択した場合は、元のログ コンテンツを格納する元のフィールドの名前を変更できます。

構成例

  • 生のログ

    127.0.0.1 - - [16/Oct/2023:12:36:49 +0800] "GET /index.html HTTP/1.1" 200 612 "-" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_13_6) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/68.0.3440.106 Safari/537.36"
  • Logtail プラグイン構成

    この例では、正規表現は (\S+)\s-\s(\S+)\s\[([^]]+)]\s"(\w+)\s(\S+)\s([^"]+)"\s(\d+)(\s\d+)[^-]+([^"]+)"\s"([^"]+).* に設定されています。

    image.png

  • 解析結果image.png