Log Service では、Webhook を使用して Grafana や Prometheus などの外部モニタリングシステムのアラートを受信できます。 アラートのノイズを除去し、インシデントを管理するアラート管理システムでアラートを管理できます。 次に、通知管理システムを使用して、指定したユーザーにアラート通知を送信できます。

アラート処理フロー

下図に、Grafana アラートや Prometheus アラートなどの外部アラートの処理フローを示します。

アラート処理フロー

重大度レベル

Log Service のアラートシステムでは、重大、高、中、低、およびレポートの 5 段階のアラート重大度がサポートされます。 外部モニタリングシステムでは、アラート重大度の以下のキーワードを指定できます。 キーワードでは大文字と小文字が区別されます。 外部アラートが Log Service に取り込まれると、Log Service は指定されたキーワードを Log Service の関連するアラートの重大度に自動的にマッピングします。 キーワードをマッピングできない場合、デフォルトの重大度は中です。

重大度 キーワード
重大 critical、disaster、blocker、immediate、fatal、crit、sev0、'sev 0'、p0
E、H、high、err、error、urgent、major、'sev 1'、sev1、p1
M、medium、unknown、warn、warning、'not classified'、average、normal、'sev 2'、sev2、p2
L、I、info、information、suggestion、minor、informational、'sev 3'、sev3、p3
レポート report、dbg、debug、verbose、trivial、page、ok、'sev 4'、sev4、p4