このトピックでは、プリセットタグを作成する方法について説明します。

概要

プリセットタグの概要

プリセットタグとは、事前に作成されたタグであり、Alibaba Cloud のすべてのリージョンのリソースで使用できます。 タグの計画段階でプリセットタグを作成し、タグの実装段階で特定のクラウドリソースに追加できます。

プリセットタグを作成することはできますが、リソースに追加することはできません。 リソースに追加されていないプリセットタグは、リソースが存在するリージョンでは表示されません。

プリセットタグの作成時にはタグキーのみ指定できます。 プリセットタグのタグ値は、その後の操作で指定できます。

制限事項

  • 1 つの Alibaba Cloud アカウント内に作成できるプリセットタグは、最大 1,000 個です。
  • 1 つのプリセットタグキーに指定できるタグ値は、最大 1,000 個です。

作成方法

プリセットタグは、以下のいずれかの方法で作成できます。

  • タグのテンプレートを用いたプリセットタグの作成

    システムにより、下表のタグのテンプレートがプリセットされています。 タグシステムを短時間で計画できます。 詳細については、「タグのテンプレートを用いたプリセットタグの作成」をご参照ください。

    タグのタイプ説明タグキー
    環境タグ開発環境、テスト環境、本番環境など、リソースが属するビジネス環境を示します。 Environment
    組織タグ会社、部門、チーム、プロジェクトなどの、リソースが属する組織を示します。
    • Company
    • Department
    • Team
    • Project
    ロールタグネットワーク管理者、アプリケーション管理者、システム管理者などの、リソースマネージャーのロールを示します。 Role
    コストタグ部門、支店、ビジネスユニットなどの、内部財務コストの帰属を示します。 このタイプのタグは、主に内部決済と原価計算のために使用されます。 BusinessUnit
    ユーザータグリソースの所有者を示しています。 このタイプのタグは、リソースの申請者がリソースユーザーでない場合に使用されます。 所有者は、名前、従業員 ID、またはメールアドレスで示すことができます。 Owner
  • プリセットタグのカスタマイズ

    詳細については、「プリセットタグのカスタマイズ」をご参照ください。

  • Excel ファイルを使用したプリセットタグの作成

    詳細については、「Excel ファイルを使用したプリセットタグの作成」をご参照ください。

タグのテンプレートを用いたプリセットタグの作成

  1. Resource Management コンソールにログインします。
  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、[タグ] > [事前設定タグ] を選択します。
  3. [事前設定タグ] ページで、[事前設定タグの作成] をクリックします。
  4. [事前設定タグの作成] ダイアログボックスの [タグテンプレートの選択] ステップで、[作成方法][タグテンプレートの選択] に設定します。
  5. [タグテンプレート] セクションで、目的のタグテンプレートを選択し、[次へ] をクリックします。
  6. [事前設定タグの作成] ダイアログボックスの [タグキーの設定] で、タグキーとタグ値を指定し、[事前設定タグの作成] をクリックします。
  7. 表示されるメッセージで、[閉じる] をクリックします。

プリセットタグのカスタマイズ

  1. Resource Management コンソールにログインします。
  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、[タグ] > [事前設定タグ] を選択します。
  3. [事前設定タグ] ページで、[事前設定タグの作成] をクリックします。
  4. [事前定義タグの作成] ダイアログボックスの [タグテンプレートの選択] で、[作成方法][事前定義タグのカスタマイズ] に設定し、[次へ] をクリックします。
  5. [事前設定タグの作成] ダイアログボックスの [タグキーの設定] で、タグキーとタグ値を指定し、[事前設定タグの作成] をクリックします。
  6. 表示されるメッセージで、[閉じる] をクリックします。

Excel ファイルを使用したプリセットタグの作成

  1. Resource Management コンソールにログインします。
  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、[タグ] > [事前設定タグ] を選択します。
  3. [事前設定タグ] ページで、[事前設定タグの作成] をクリックします。
  4. [事前設定タグの作成] ダイアログボックスの [タグテンプレートの選択] ステップで、[作成方法][Excel ファイルからインポート] に設定します。
  5. [事前設定タグのインポート] セクションで、[こちらをクリックして .xlsx ファイルをアップロード] をクリックして、タグが作成された Excel ファイルをアップロードし、[次へ] をクリックします。
    説明 sample.xlsx をクリックしてサンプルファイルをダウンロードし、サンプルファイルの内容を参照して Excel ファイルにタグを作成します。 この方法により、タグの作成効率が向上し、タグの有効性を保証できます。
  6. インポートされたタグキーとタグ値を表示または変更し、[事前設定タグの作成] をクリックします。
  7. 表示されるメッセージで、[閉じる] をクリックします。

次のタスク

プリセットタグの作成後、リソースにタグを追加できます。 詳細については、「プリセットタグの追加」をご参照ください。