このトピックでは、ST_DumpPoints関数について説明します。 この関数は、入力ジオメトリオブジェクトのgeometry_dump行のセットを返します。 行の各値には、ジオメトリオブジェクトと整数の配列が含まれます。 ジオメトリオブジェクトはgeomとして表され、整数の配列はpathとして表されます。
構文
geometry_dump[] ST_DumpPoints(geometry geom);
パラメーター
パラメーター | 説明 |
geom | 指定するジオメトリオブジェクト。 |
説明
- パスパラメータの値は、入力ジオメトリオブジェクト内のコンポーネントの位置座標の配列です。 パスパラメータのコンポーネントは、入力ジオメトリオブジェクトのポイントを列挙するインデックス参照です。
- LineStringオブジェクトを指定すると、LineStringオブジェクト内のすべての点の位置座標を表す {i} の配列が返されます。
- ポリゴンオブジェクトを指定すると、{i,j} の配列が返されます。 フィールドiは、リングの位置順序を表す。 値1は、最も外側のリングを示す。 フィールドjは、リング内の点の位置順序を表す。 位置は1から始まります。
- この関数は、円形ストリング、カーブ、多面体サーフェス、三角形、三角形不規則ネットワーク (TIN) サーフェス、および3Dオブジェクトをサポートします。
例
デフォルトのパラメーター設定を使用して返される結果:
SELECT (t.dump).path,ST_AsText((t.dump).geom) from (select ST_DumpPoints('MULTILINESTRING((0 0,0 2),(0 1,0 3))'::geometry) as dump;
パス | st_astext
------ --------------
{1,1} | ポイント (0 0)
{1,2} | ポイント (0 2)
{2,1} | ポイント (0 1)
{2,2} | ポイント (0 3)
(4行)