ServiceMonitorを設定することで、コンテナサービスKubernetes版(ACK)クラスター内の指定されたポッドで公開されているメトリックを収集できます。このようにして、Alibaba Cloud Managed Service for Prometheusを使用して、柔軟性、自動化、効率性に優れた方法でACKクラスターを監視できます。
制限事項
この機能は、ACK クラスタにデプロイされたインスタンスにのみ適用されます。
課金
Alibaba Cloud Managed Service for Prometheus が提供する ServiceMonitor 機能は有料です。
クラスタで以前にオープンソースの Prometheus と ServiceMonitor 構成を使用していた場合、Managed Service for Prometheus に移行するとこれらの設定が保持されるため、ServiceMonitor の費用が発生します。
前提条件
手順
Managed Service for Prometheus コンソール にログインします。
左側のナビゲーションウィンドウで、[統合管理] をクリックします。
[統合環境] タブの [Container Service] タブで、環境リストを表示します。 ACK インスタンスを見つけ、[アクション] 列の [メトリックスクレイピング] をクリックします。
メトリックスクレイピング タブで、Service Monitor をクリックします。
ServiceMonitor 機能を有効にする
Service Monitor タブで、有効 をクリックします。その後、ACKクラスター内のすべてのServiceMonitor設定と詳細を表示できます。ARMS は、指定された時間間隔でポッドのパスに基づいてメトリックをキャプチャします。
ServiceMonitorはデフォルトで無効になっています。

ServiceMonitor 設定を管理する
ServiceMonitor設定を追加する
ServiceMonitor タブで、作成 をクリックします。Servicemonitor設定の追加 パネルで、ServiceMonitor設定を指定し、作成 をクリックします。
クイックスタート
名前空間、サービス、ポート、メトリックパス、収集間隔 パラメーターを指定し、確認 をクリックします。パラメーター値が有効な場合は、作成 をクリックしてServiceMonitor設定を作成できます。

YAML
YAMLファイルを指定してServiceMonitor設定を作成します。確認 をクリックして、設定が有効かどうかを確認します。次に、作成 をクリックします。

ServiceMonitor設定を変更する
ServiceMonitor タブで、ServiceMonitor設定を見つけ、アクション 列の 編集 をクリックします。Service Monitor設定の編集 パネルで、YAMLファイルを変更します。
ServiceMonitor設定を削除する
ServiceMonitor タブで、ServiceMonitor設定を見つけ、アクション 列の 削除 をクリックします。
ServiceMonitor設定を無効にする
ServiceMonitor タブで、ServiceMonitor設定を見つけ、アクション 列の 無効化 をクリックします。設定が無効になると、効果がなくなります。
ServiceMonitor機能を無効にする
Service Monitor タブで、機能無効 をクリックします。ServiceMonitor機能が無効になると、Prometheus は、ポッドで公開されているメトリックを検出または収集しなくなりますが、収集されているターゲットは引き続き収集されます。