データベースインスタンスで実行された SQL 文を監視および管理するには、SQL エクスプローラーと監査機能を使用して、それらのパフォーマンスを記録および分析できます。この機能が有効になると、システムはデータベースカーネルによって実行されたすべての SQL 文と、実行アカウント、ソース IP アドレス、実行の詳細などの関連情報を自動的に記録します。このプロセスでは、インスタンスのパフォーマンスオーバーヘッドはゼロです。この機能は、トラフィックの再生とストレステストの機能も提供し、現在のインスタンスの仕様でピーク時のビジネストラフィックを処理できるか、スケールアップが必要かを判断するのに役立ちます。
機能
SQL 監査: データベース、実行ステータス、実行時間などの関連情報と共に SQL 文をクエリおよびエクスポートします。
SQL エクスプローラー: SQL 操作の正常性を診断し、パフォーマンスの問題をトラブルシューティングし、ビジネストラフィックを分析します。
トラフィック再生とストレステスト: 記録されたトラフィックを再生し、ストレステストを実施することでデータベースの負荷をシミュレートし、ピーク時のビジネストラフィックを処理するためにデータベースインスタンスの仕様をスケールアップする必要があるかどうかを判断するのに役立ちます。
SQL インサイトとストレステスト (新バージョン) を有効にする
PolarDB-X コンソール にログインし、インスタンスの [基本情報] ページに移動します。左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[DAS Enterprise Edition V3 を有効にする] をクリックし、必要に応じて [監査シナリオ] を構成し、[アクティブ化] をクリックします。
