コールドデータとは、PolarDB-Xインスタンスの特定のデータベーステーブルで更新される頻度が低く、クエリがめったにないデータを指します。 データストレージのコストを削減し、クエリのパフォーマンスを確保するために、PolarDB-Xでは、コールドデータをObject storage Service (OSS) の低コストストレージにアーカイブできます。
PolarDB-Xは、異なるアーカイブ要件を満たす2つのコールドデータアーカイブソリューションを提供します。
コールドデータを行単位でアーカイブする (行レベルのアーカイブ): コールドデータをOSSに自動的にアーカイブし、データ操作言語 (DML)
DELETE操作を使用してオンラインテーブルからコールドデータを削除します。 このソリューションは、Time To Live (TTL) 2.0ソリューションとも呼ばれます。パーティションごとのコールドデータのアーカイブ (パーティションレベルアーカイブ):
DROP partitionなどのデータ定義言語 (DDL) 操作を使用してオンラインテーブルからコールドデータを削除し、削除したデータをOSSに自動的にアーカイブします。 このソリューションは、TTL 1.0ソリューションとも呼ばれます。