このトピックでは、ST_ImportFrom関数を使用して、コンピューターまたはAlibaba Cloud Object Storage Service (OSS) からGanosBaseにラスターデータファイルをロードする方法について説明します。
注意事項
RDSインスタンスがラスターデータファイルへのアクセスを許可されています。 ラスターデータファイルがOSSバケットに保存されている場合、RDSインスタンスはOSSバケットと同じリージョンにあります。 詳細は、「OSSドメイン名」をご参照ください。
ST_ImportFrom関数の概要
ST_ImportFrom関数は、コンピューターまたはOSSバケットからGanosBaseにラスターデータファイルをロードするために使用されます。
説明
GanosBaseは、ST_ImportFrom関数に加えて、他のラスター関連関数を提供します。 詳しくは、「ラスターSQLリファレンス」をご参照ください。
ST_ImportFrom関数のパラメーターの詳細については、「ST_ImportFrom」をご参照ください。
構文
INSERT INTO <raster_table_name>(<raster_column_name>) VALUES (ST_IMPORTFROM('<chunk_table_name>','<path_to_raster_file>'))
例
ganos_raster拡張を作成します。
CREATE EXTENSION Ganos_Raster CASCADE;
ラスターデータファイルをコンピューターからGanosにロードします。
INSERT INTO raster_table(name, rast) VALUES ('local_file', ST_ImportFrom('chunk_table', '/home/beijing.tif'));
ラスターデータファイルをOSSバケットからGanosBaseにロードします。
INSERT INTO raster_table(name, rast) VALUES ('oss_file', ST_ImportFrom('chunk_table', 'oss:// ak:as @ bucket/data/beijing.tif'));