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:オブジェクト ACL の設定

最終更新日:Apr 02, 2025

put-object-acl コマンドは、オブジェクトのアクセス制御リスト (ACL) を設定または変更するために使用されます。

使用上の注意

  • デフォルトでは、Alibaba Cloud アカウントはオブジェクトの ACL を設定する権限を持っています。 RAM ユーザーとして、または Security Token Service (STS) を使用して ACL を設定するには、oss:PutObjectAcl 権限が必要です。 詳細については、「RAM ユーザーにカスタムポリシーをアタッチする」をご参照ください。

    バケット内のオブジェクトの読み取りおよび書き込み権限を持つバケットオーナーのみが、この操作を呼び出してオブジェクトの ACL を変更できます。

  • オブジェクトの ACL は、オブジェクトが格納されているバケットの ACL よりも優先されます。 たとえば、ACL が公開読み書きのオブジェクトが、ACL が非公開のバケットに格納されている場合、すべてのユーザーがそのオブジェクトを読み書きできます。

コマンド構文

ossutil api put-object-acl --bucket value --key value --object-acl value [flags]

パラメーター

タイプ

説明

--bucket

文字列

バケットの名前。

--key

文字列

オブジェクトのフルパス。

--object-acl

文字列

オブジェクトの ACL。有効な値:

  • 非公開

  • 公開読み取り

  • 公開読み書き

  • デフォルト (オブジェクトはバケットから ACL を継承します。)

--version-id

文字列

オブジェクトのバージョン ID。

説明
  • put-object-acl コマンドは PutObjectACL 操作に対応します。 PutObjectACL 操作のパラメーターの詳細については、「PutObjectACL」をご参照ください。

  • サポートされているグローバルコマンドラインオプションの詳細については、「コマンドラインオプション」をご参照ください。

examplebucket の ACL を非公開に設定します。

ossutil api put-object-acl --bucket examplebucket --key exampleobject --object-acl private