次のサンプルコードは、バケットのバージョン管理状態を照会する方法の例を示しています。
import argparse
import alibabacloud_oss_v2 as oss
# コマンドライン引数パーサーを作成し、スクリプトの目的 (バケットのバージョン管理状態を取得する) を記述します。
parser = argparse.ArgumentParser(description="get bucket versioning sample")
# 必須のリージョンとバケット名、およびオプションのエンドポイントを含むコマンドライン引数を定義します。
parser.add_argument('--region', help='バケットが配置されているリージョン。', required=True)
parser.add_argument('--bucket', help='バケットの名前。', required=True)
parser.add_argument('--endpoint', help='他のサービスが OSS にアクセスするために使用できるドメイン名')
def main():
# コマンドライン引数を解析して、ユーザーが入力した値を取得します。
args = parser.parse_args()
# ID 検証のために環境変数からアクセス資格情報情報を読み込みます。
credentials_provider = oss.credentials.EnvironmentVariableCredentialsProvider()
# デフォルトの SDK 構成を使用して構成オブジェクトを作成し、認証プロバイダーを設定します。
cfg = oss.config.load_default()
cfg.credentials_provider = credentials_provider
# ユーザーが指定したコマンドライン引数に基づいて、構成オブジェクトのリージョンプロパティを設定します。
cfg.region = args.region
# カスタムエンドポイントが指定されている場合は、構成オブジェクトのエンドポイントプロパティを更新します。
if args.endpoint is not None:
cfg.endpoint = args.endpoint
# 前述の構成を使用して OSS クライアントを初期化し、OSS と対話します。
client = oss.Client(cfg)
# 指定されたバケットのバージョン管理状態を取得するリクエストを送信します。
result = client.get_bucket_versioning(oss.GetBucketVersioningRequest(
bucket=args.bucket, # バケットの名前。
))
# 操作結果のステータスコード、リクエスト ID、およびバージョン管理状態を出力して、リクエストのステータスを確認します。
print(f'status code: {result.status_code},'
f' request id: {result.request_id},'
f' version status: {result.version_status},' # バージョン管理状態。
)
# このスクリプトが直接実行されると、main 関数を呼び出してロジックの処理を開始します。
if __name__ == "__main__":
main() # スクリプトのエントリポイント。 プログラムフローはここから始まります。