Object Storage Service (OSS) は、Alibaba Cloud が提供するクラウドストレージサービスで、大容量、安全性、低コスト、高信頼性を特徴としています。 ここで説明するシンプルな RESTful インターフェイスを介して、時間や場所を問わず、インターネットデバイス上でデータをアップロードおよびダウンロードできます。 OSS を使用すると、マルチメディア共有 Web サイト、オンラインストレージ、個人および企業のデータバックアップなど、大量のデータに基づく多種多様なサービスを開発できます。

制限

OSS のリソースと機能に応じて、制限は異なります。 詳細は、「制限」をご参照ください。

使用方法

このトピックでは、各インターフェイスのリクエスト構文、リクエストサンプル、リターンサンプルについて説明します。 追加の開発を行う場合、OSS SDK を使用することを推奨します。 OSS SDK のインストールと使用方法の詳細は、「はじめに」をご参照ください。

料金

OSS の料金の詳細は、OSS 料金ページをご参照ください。

用語

用語 説明
バケット バケットは、コンテナーに似た Alibaba Cloud のリソースで、OSS 内のオブジェクトの保存に使用されます。 すべてのオブジェクトは、バケットに保存されます。
オブジェクト オブジェクト (ファイルと呼ぶ場合もあります) は、Alibaba Cloud OSS の基本となるストレージリソースです。 オブジェクトは、メタデータ、データ、キーから構成されます。キーは、オブジェクトの一意の名前です。
リージョン リージョンは、 Alibaba Cloud データセンターの物理的な場所を指します。 コスト、およびリソースに対するリクエスト送信元の地理的地域に応じて、作成したバケットを保存するリージョンを選択します。 詳細は、「リージョンとエンドポイント」をご参照ください。
エンドポイント エンドポイントは、 OSS へのアクセスに使用されるドメイン名です。 OSS は、HTTP RESTful API を介して外部サービスを提供します。 異なる OSS リージョンにアクセスする場合、またはイントラネットとインターネットから同じ OSS リージョンにアクセスする場合、異なるエンドポイントを使用する必要があります。 詳細は、「リージョンとエンドポイント」をご参照ください。
AccessKey AccessKey (AK) は、AccessKeyId と AccessKeySecret で構成され、リソースへのアクセスをリクエストするエンティティの身元の確認に使用されます。 OSS は、共通鍵暗号化を使用して、リクエスト送信者の身元を確認します。 AccessKeyId は、ユーザーの特定に使用されます。AccessKeySecret は、ユーザーが署名を暗号化する際、および OSS が署名を確認する際に使用されます。 AccessKeySecret は、機密が漏れないようにしなければなりません。