Object Storage Service (OSS) は、標準、低頻度アクセス (IA)、アーカイブ、コールドアーカイブ、ディープコールドアーカイブなど、複数のストレージクラスを提供します。これらのストレージクラスは、ホットデータからコールドデータまで、さまざまなデータストレージのニーズに対応します。OSS では、オブジェクトは作成後にその内容を変更することはできません。つまり、既存のオブジェクトのストレージクラスを直接変更することはできません。代わりに、新しいオブジェクトを作成する必要があります。オブジェクトのストレージクラスを変更するには、Bucket.CopyObject メソッドを使用します。このメソッドは、ソースオブジェクトを目的のストレージクラスを持つ新しいオブジェクトにコピーします。
サンプルコード
次のコードは、オブジェクトのストレージクラスを変換する方法を示しています。
次のコードは、オブジェクトのストレージクラスを標準または低頻度アクセスからアーカイブに変換します。
const OSS = require('ali-oss'); const client = new OSS({ // バケットが配置されているリージョンに region を設定します。 たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合は、region を oss-cn-hangzhou に設定します。 region: 'yourregion', // 環境変数からアクセス認証情報を取得します。 このサンプルコードを実行する前に、OSS_ACCESS_KEY_ID および OSS_ACCESS_KEY_SECRET 環境変数が設定されていることを確認してください。 accessKeyId: process.env.OSS_ACCESS_KEY_ID, accessKeySecret: process.env.OSS_ACCESS_KEY_SECRET, authorizationV4: true, // bucket をご使用のバケット名に設定します。 bucket: 'yourbucketname' }) const options = { headers:{'x-oss-storage-class':'Archive'} } client.copy('Objectname','Objectname',options).then((res) => { console.log(res); }).catch(err => { console.log(err) })
関連ドキュメント
詳細については、「CopyObject」をご参照ください。