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Object Storage Service:オブジェクトをOSSにアップロードする方法

最終更新日:Feb 23, 2024

画像、ドキュメント、ビデオなど、あらゆる種類のファイルをOSSバケットにアップロードできます。 アップロードされたファイルは、オブジェクトとしてOSSバケットに保存されます。 オブジェクトには、ファイルと、そのファイルを記述するメタデータが含まれます。 一度に多数のオブジェクトをバケットにアップロードできます。

アップロード方法

OSSは、ファイルをアップロードするための次の方法を提供します。

  • シンプルアップロード: この方法は、サイズが最大5 GBの小さなファイルをアップロードするのに適しています。 OSSが提供するPutObject操作を呼び出して、ファイルをアップロードできます。 設定は必要ありません。

  • マルチパートアップロード: この方法は、サイズが最大48.8テラバイトの大きなファイルをアップロードするのに適しています。 InitiateMultipartUpload、UploadPart、およびCompleteMultipartUpload操作を呼び出して、ファイルを複数のパーツに分割し、それらのパーツを並行してアップロードできます。 パーツをアップロードしたら、すべてのパーツを完全なオブジェクトにまとめることができます。 ネットワーク例外によりアップロードが中断された場合、クライアントは失敗した部品を手動で記録し、部品を再アップロードします。

  • 追加アップロード: このメソッドは、ビデオストリームなど、追加するファイルをアップロードするのに適しています。 アップロードする1つのファイルのサイズは最大5 GBです。 OSSが提供するAppendObject操作を呼び出して、ファイルをアップロードし、追加可能なオブジェクトを生成できます。 既存の追加可能オブジェクトにコンテンツを追加できます。 追加可能なオブジェクトに追加されたデータはすぐに読み取ることができます。 追加アップロードは、追加可能オブジェクトのみをサポートします。

  • 再開可能なアップロード: この方法は、不安定なネットワーク上で最大48.8テラバイトのサイズの大きなファイルをアップロードするのに適しています。 OSS SDK for Javaが提供するuploadFileメソッドなど、OSS SDKが提供するマルチパートアップロードベースのメソッドを呼び出して、クライアントでのアップロードの進行状況を自動的に記録し、アップロードが停止した位置からアップロードを再開できます。

  • フォームアップロード: このメソッドは、OSSへのHTTP POSTリクエストを開始して、HTMLページに最大5 GBのサイズのオブジェクトをアップロードするのに適しています。 サーバーによって生成されたポリシーを使用して、オブジェクトのサイズやタイプなど、アップロードするオブジェクトの属性を制限できます。

参考資料

  • OSS SDKが提供するアップロードプログレスバーを使用して、アップロードの進行状況と、オブジェクトのアップロードを完了するのに必要な残り時間を表示できます。 詳細については、「進行状況バーのアップロード」をご参照ください。

  • アップロードされたオブジェクトのキャッシュ、ダウンロード、処理を制御する場合は、オブジェクトをアップロードするときに、Content-Typeなどの標準HTTPヘッダーなどのオブジェクトメタデータを設定できます。 詳細については、「オブジェクトメタデータの管理」をご参照ください。

  • サードパーティのユーザーまたはビジネスパートナーに、OSSバケットにファイルをアップロードする権限を一時的に付与できます。 詳細については、「サードパーティのアップロードの承認」をご参照ください。

  • オブジェクトをOSSにアップロードした後、アップロードコールバックを使用して、指定されたアプリケーションサーバーにコールバックリクエストを送信できます。 詳細については、「アップロードコールバック」をご参照ください。

  • クライアントからOSSに直接ファイルをアップロードすることを推奨します。 このソリューションは、アップロードを高速化し、アプリケーションサーバーとの間でオブジェクトを転送する必要をなくすことで、アプリケーションサーバーのリソース使用量を削減します。 詳細については、「概要」をご参照ください。

  • アップロードした画像を圧縮し、画像のカスタムスタイルを設定できます。 詳細については、「IMG実装モード」をご参照ください。

  • 画像のアップロード後に画像サイズを取得する必要がある場合は、を指定できますか? x-oss-process=image/infoして、イメージに関する基本情報を照会します。 詳細については、「イメージのEXIFデータの照会」をご参照ください。

  • アップロードされた画像またはビデオに対して、テキストの認識、字幕の抽出、トランスコーディング、サムネイルの生成などの操作を実行する場合は、「機能と機能」をご参照ください。

  • アップロードされたオブジェクトのURLに署名情報を追加し、署名されたURLを共有して、第三者がオブジェクトにアクセスできるようにすることができます。 詳細については、「URLへの署名の追加」をご参照ください。

  • オブジェクトのURLを使用してオブジェクトにアクセスする場合、オブジェクトをプレビューするかダウンロードするかは、ドメイン名の種類とオブジェクトを格納するバケットの作成時間によって決まります。 詳細については、「画像オブジェクトが添付ファイルとしてダウンロードされても、URLを使用して画像オブジェクトにアクセスするとプレビューできない場合の対処方法」をご参照ください。