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MaxCompute:データのアップロードとダウンロードのコストを最適化する

最終更新日:Jan 20, 2025

このトピックでは、データのアップロードとダウンロードによって発生する同期コストを最適化する方法について説明します。

  • クラウド製品相互接続ネットワークまたはVirtual Private cloud (VPC) を使用する

    クラウド製品相互接続ネットワークやVPCなどの内部ネットワークを使用して、データを無料でアップロードまたはダウンロードできます。 ネットワークの設定方法の詳細については、「エンドポイント」をご参照ください。

  • ECS (Elastic Compute Service) を使用したリソースのダウンロード

    サブスクリプションECSインスタンスを作成する場合、Tunnelなどのデータ同期ツールを使用して、MaxComputeからECSインスタンスにデータを同期できます。 次に、データをローカルディレクトリにダウンロードします。 詳細については、「SQL実行結果のエクスポートの例」をご参照ください。

  • トンネルベースのファイルのアップロードの最適化

    小さなファイルを個別にアップロードすると、コンピューティングリソースが多く消費されます。 一度に多数の小さなファイルをアップロードすることを推奨します。 たとえば、Tunnel SDKを呼び出す場合、ファイルのキャッシュが64 MBに達したときにファイルをアップロードすることを推奨します。

  • VPC帯域幅の見積もり

    物理接続を使用してオンプレミスデータセンターからMaxComputeにデータを同期する場合は、データ同期の帯域幅とコストを見積もる必要があります。 たとえば、50テラバイトのデータをMaxComputeに移行すると、1日の推定帯域幅は5 Gbit/sになります。 推定帯域幅は、次の式を使用して計算されます。

    50 × 1024 × 8/(24 × 3600) = 4.7 Gbit/s