Anti-DDoS Pro サービスの購入時、ログ収集機能は自動的に有効になります。 指定の Web サイトのログ収集機能を無効化または再度有効化することができます。

このタスクについて

Log Service は、Alibaba Cloud Anti-DDoS Pro の Web サイトアクセスログと HTTP フラッド攻撃ログをリアルタイムで収集できます。 Log Service は、収集されたログデータのリアルタイムの取得と分析もサポートしており、クエリ結果をダッシュボード形式で表示します。 ログを介してリアルタイムでアクセスと攻撃のアクティビティを分析する Log Service は、保護ポリシーを設定するセキュリティ部門にも心強い存在です。

手順

  1. Anti-DDoS Pro コンソールにログインし、左側のナビゲーションウィンドウで [ログ] > [完全なログ] を選択します。
  2. ログ収集を有効にする Web サイトを選択し、[ステータス] をオンまたはオフにします。
    Anti-DDoS Pro を購入すると、でログ収集はデフォルトで有効になります。 この機能は、新しく追加された Web サイトでも有効です。
    図 1. ログ収集機能の有効化または無効化

    Log Service は、ユーザーアカウントの下に専用プロジェクトと専用 Logstore を自動的に作成します。 ログ収集が有効になっているすべての Web サイトの Anti-DDoS Pro ログは、この専用 Logstore にインポートされます。 専用プロジェクトや Logstore などのデフォルト設定については、次の表をご参照ください。

    表 1. デフォルト設定
    デフォルト設定項目 説明
    Project デフォルトでは、プロジェクトが作成されています。 プロジェクト名は ddoscoo-project-Alibaba Cloud account ID-cn-hangzhou です。
    Logstore デフォルトでは、Logstore が作成されています。 Logstore 名は ddoscoo-logstore です。

    Anti-DDoS Pro のログ収集機能によって生成されたすべてのログエントリは、このログストアに保存されます。

    Region デフォルトでは、プロジェクトは中国 (杭州) リージョンの下に作成されます。
    Shard デフォルトでは、シャードは 2 つ作成され、自動シャード分割機能は有効です。
    Log TTL ログエントリは 30 日間保存されます。 30 日後、ログエントリは自動的に削除されます。
    Log storage capacity ビジネス要件に応じて、専用 Logstore のストレージ容量を購入できます。 最大ストレージ容量は 1,000 TB で、ログエントリは最大 180 日間保存できます。
    Dashboard デフォルトでは、次のようなダッシュボードが 2 つ作成されます。
    • アクセスセンター: Web サイトのアクセスメトリック、クライアントの分布、トラフィック、パフォーマンスデータを表示します。
    • 運用および保守センター: PV、UV、成功率などの攻撃ステータスと運用メトリックを表示します。
    ダッシュボードの詳細は、「ログレポート」をご参照ください。

    Log Service ページでは、収集したログエントリをリアルタイムでクエリし、分析できます。 ログフィールドの詳細は、「ログフィールド」をご参照ください。 また、Log Service によって作成されたオペレーション・メンテナンスセンター、アクセスセンターの他に、ダッシュボードのカスタムも可能です。

次のタスク

  • [検索と分析] をクリックして、収集されたログデータを照会および分析します。
  • [ログレポート] をクリックし、組み込みのログレポートを表示します。
  • [詳細管理] をクリックして Log Service コンソールに移動します。 ログデータのクエリ、統計の収集、ストリーミングデータの処理、収集したログデータのアラートの設定を行うことができます。