LindormDFS は、大量の非構造化データ向けの分散ファイルストレージサービスです。LindormDFS は、複数のエンジンと基盤となるストレージを共有します。LindormDFS は、データベースレベルのセキュリティと信頼性を提供します。LindormDFS は、オープンソースの Hadoop Distributed File System(HDFS)通信プロトコルと完全に互換性があります。オープンソースの HDFS クライアントを使用して LindormDFS に直接アクセスできます。このようにして、LindormDFS は、ビッグデータとクラウドコンピューティングのオープンソースエコシステムにシームレスに接続できます。
ストレージ仕様の選択
ビッグデータおよびデータレイクの基盤となるストレージとしてLindormDFSを使用する場合は、ストレージタイプの パラメーターに 容量 を選択することをお勧めします。
Lindorm のストレージは、予約済みストレージに基づいて課金されます。 LindormDFS の予約済みストレージが最大ストレージを 10% 以上超えていることを確認してください。
容量最適化ストレージタイプの費用は低くなっています。さらに、このストレージタイプには、高スループットを提供するシーケンシャル読み取りおよび書き込み機能が含まれています。ただし、容量最適化ストレージタイプのランダム読み取り機能は弱いです。容量最適化ストレージタイプは、ビッグデータコンピューティングシナリオに適しています。
ノード仕様の選択
LindormDFS ノードは、読み取りおよび書き込み帯域幅を担当します。ノードは、データブロックの管理と HDFS 通信プロトコルのサポートに使用されます。ビジネスシナリオでの LindormDFS ノードの数は、次の 2 つの側面から判断できます。
データ量:各 LindormDFS ノードは、10 TB ~ 50 TB のストレージ容量をサポートします。
帯域幅:各 LindormDFS ノードは、100 MB/s ~ 200 MB/s のデータ伝送帯域幅をサポートします。
データ量と帯域幅の側面から、必要な LindormDFS ノードの数を計算できます。計算の大きい方の値を使用して、購入する必要があるノードの最小数を特定できます。