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Lindorm:JAR ジョブ開発プラクティス

最終更新日:Nov 09, 2025

このトピックでは、Lindorm コンピュートエンジン用の JAR ジョブを開発する手順について説明します。

前提条件

  • Lindorm インスタンスが作成され、そのインスタンスで LindormTable が有効化されていること。 詳細については、「インスタンスの作成」をご参照ください。

  • Lindorm インスタンスでコンピュートエンジンサービスが有効化されていること。 詳細については、「サービスの有効化、スペックアップ、またはスペックダウン」をご参照ください。

  • Java 環境がインストールされていること。 JDK 1.8 以降のバージョンが必要です。

ステップ 1: 依存関係の設定

Lindorm コンピュートエンジンの JAR ジョブは、Spark 3.3.1 のコミュニティ版に依存します。 scope フィールドを provided に設定する必要があります。 次のコードは例です。

<!-- 例 -->
<dependency>
  <groupId>org.apache.spark</groupId>
  <artifactId>spark-core_2.12</artifactId>
  <version>3.3.1</version>
  <scope>provided</scope>
</dependency>

ステップ 2: 権限の構成

Spark SQL を使用して LindormTable のデータにアクセスする場合は、ユーザー名とパスワードを設定する必要があります。 データへのアクセス方法の詳細については、「LindormTable のデータにアクセスする」をご参照ください。 次のコードは例です。

SparkConf conf = new SparkConf();
conf.set("spark.sql.catalog.lindorm_table.username", "root");
conf.set("spark.sql.catalog.lindorm_table.password", "root");

パラメーター

説明

spark.sql.catalog.lindorm_table.username

デフォルトのユーザー名は root です。

LindormTable へのアクセスに使用されるユーザー名です。

spark.sql.catalog.lindorm_table.password

デフォルトのパスワードは root です。

LindormTable へのアクセスに使用されるパスワードです。

ステップ 3: パラメーターの構成

Lindorm コンピュートエンジンが提供する設定項目とメソッドの詳細については、「ジョブ設定」をご参照ください。

ステップ 4: コード例

JAR ジョブ開発は、Spark 3.3.1 のコミュニティ版と完全に互換性があります。 コード例については、「Spark ジョブの例」をご参照ください。

ステップ 5: ジョブの送信

Lindorm コンピュートエンジンでは、次の 2 つの方法でジョブを送信および管理できます。