このトピックでは、importPubKeyコマンドを使用して公開キーをHSMにインポートする方法について説明します。
機能の説明
importPubKeyコマンドを使用すると、公開鍵をファイルからHSMにインポートできます。
exportPubKeyコマンドを使用すると、importPubKeyは公開キーのバックアップまたは移行を容易にします。
このコマンドを実行する前に、key_mgmt_toolを起動し、CUとしてHSMにログインしてください。
構文
以下の構文で説明するパラメーターを入力します。 各パラメーターの説明については、「パラメーター」をご参照ください。
importPubKey -l <label>
-f <key-file>
[-sess]
[-id <key-id>]
[min_srv <minimum-number-of-servers>]
[-timeout <number-of-seconds>]
パラメーターは指定した順序で入力する必要があります。
例
次の例は、publickey.pemファイルをインポートし、ラベルimportedPublicKeyをキーに割り当てることを示しています。 出力は、HSMでインポートされた公開キーのハンドルが18であることを示します。
Command: importPubKey -l importedPublicKey -f publickey.pem
Cfm3CreatePublicKey returned: 0x00 : HSM Return: SUCCESS
Public Key Handle: 18
Cluster Status:
Node id 0 status: 0x00000000 : HSM Return: SUCCESS
Parameters
パラメーター名 | 説明 | 必須 / 任意 | 有効な値 |
-l | インポートしたキーのラベルを定義します。 | 対象 | 特定の要件なし |
-f | インポートするキーを含むファイル名を示します。 | 対象 | 特定の要件なし |
-sess | インポートしたキーをセッションキーとしてマークします。 | 非対象 | 特定の要件なし |
-id | インポートしたキーにIDを割り当てます。 | 非対象 | 特定の要件なし |
-min_srv |
| 非対象 | 特定の要件なし |
-タイムアウト |
| 非対象 | 特定の要件なし |