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IoT Platform:デバイスの開発環境を構築する

最終更新日:Apr 17, 2025

このトピックでは、通信モジュールを含むデモボードにマイクロコントローラ (MCU) を接続する方法について説明します。 また、開発環境の構築、プロジェクトの作成、デバイスSDKのインポート、およびプロジェクトの構成方法についても説明します。

背景情報

次の図は、デモボードを示しています。

  • NUCLEO-F103RB NUCLEO-F103RB

    次の図は、デモボードのピンを示しています。

    pins
  • SIM800Cミニv2.0 SIM800C

    次の図は、デモボードのピンを示しています。

    pins
    ピン説明
    PWR電源スイッチ。 自動電源オンはデフォルトで有効になっています。
    STAステータス。
    GND地面。
    RXDデータを受信します。
    TXDデータを送信します。
    EN有効にします。
    VIN5 V〜18 Vの入力。

デモボードの接続

各デモボードのRXDピンを各デモボードのTXDピンに接続します。 これにより、接続を確立してATコマンドを実行できます。 デモボードの接続方法を次の図に示します。

connect

開発環境の構築

このトピックでは、例としてSTM32CubeMXツールを使用します。 詳細については、「STM32Cube Ecosystem」をご参照ください。

  1. STM32CubeMXツールを開き、[新しいプロジェクト] をクリックします。
    New Project
  2. Board Seletorタブで、NUCLEO-F103RBを検索し、STM32F103RBTxをクリックします。
    Board Seletor
  3. 右上隅にある [プロジェクトの開始] をクリックします。
  4. 左側のナビゲーションウィンドウで、[接続] をクリックし、MCUと通信モジュール間の通信ポートとして [USART1] を選択します。 次のように進みます。
    • [モード][非同期] に設定します。
    • [設定] セクションで、次のパラメーターを設定します。
      • [GPIO設定] タブで、[ピン] フィールドで [PA9][PA10] を選択します。
      • NVIC設定タブで、USART1グローバル割り込み有効に設定します。
    Configuration
  5. 左側のナビゲーションウィンドウで、[ミドルウェア] をクリックし、[FREERTOS] を選択し、USE_COUNTING_SEMAPHORESを [有効] に設定し、TOTAL_HEAP_SIZEを設定します。 各スレッドはヒープを共有できます。
    Middleware
  6. [プロジェクトマネージャー] タブで、[プロジェクト] セクションの設定を完了します。
    Project Manager
  7. ページの右上隅にある [コードの生成] をクリックして、プロジェクトのコードを生成します。