IoT Platform は、SDK カスタマイズ機能を提供します。開発ニーズに基づいて、C 用の Link SDK をカスタマイズできます。この記事では、C 用の Link SDK を取得して使用する方法について説明します。
手順
IoT Platform コンソール にログオンします。
左側のナビゲーションウィンドウで、[ドキュメントとツール] をクリックします。
[ドキュメントとツール] ページで、SDK カスタマイズ[デバイスアクセス SDK] セクションの をクリックします。
[SDK カスタマイズ] ページで、パラメーターを設定します。[生成開始] をクリックして、SDK をダウンロードします。
ブラウザのプロンプトに基づいて、指定した場所に SDK ファイルをダウンロードできます。次の表は、ファイルが解凍された後の SDK の構造を示しています。
フォルダまたはファイル
説明
./LinkSDK/ChangeLog.md
このファイルには、SDK 内の各モジュールの更新時間が含まれています。
./LinkSDK/components
このフォルダには、カスタマイズされたモジュールのサブフォルダが含まれています。
./LinkSDK/core
このフォルダには、デバイス接続に関するコアコードを提供するファイルが含まれています。
./LinkSDK/demos
このフォルダには、基本機能とカスタマイズされた高度な機能を提供するサンプルコードファイルが含まれています。
説明SDK を移植する場合、demos フォルダをコンパイルシステムに追加する必要はありません。
./LinkSDK/external
このフォルダには、
mbedtls
C ライブラリが含まれています。SDK は、サードパーティの
mbedtls
ライブラリを提供します。TLS 機能を使用するには、他の TLS 関連ライブラリを使用できます。./LinkSDK/Makefile
このファイルは、SDK をコンパイルするために使用されます。
./LinkSDK/portfiles
このファイルは、TCP/IP プロトコルスタックとシステム関連の API 操作を定義します。
SDK がオペレーティングシステムに基づいて TCP/IP プロトコルスタックを定義していない場合は、portfiles ファイルの関数を移植する必要があります。
次のステップ
C 用の Link SDK を取得したら、デバイスに必要な機能を開発できます。詳細については、「利点」をご参照ください。