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Function Compute:他のサービスへのアクセス

最終更新日:Sep 06, 2025

Function Compute は、イベント駆動型のフルマネージドコンピューティングサービスであり、データの永続性、データ共有、およびメッセージ処理のために、データベースやメッセージキューなどのミドルウェアに依存することがよくあります。

データベースアクセスメカニズム

Function Compute では、異なる実行環境のインスタンスはステータスを共有しません。構造化データをデータベースに永続化することで、ステータス共有を実現できます。Function Compute を介して、クラウドデータベースにアクセスし、データのクエリや挿入などの操作を実行できます。

インターネットまたは VPC(仮想プライベートクラウド)経由でデータベースにアクセスできます。セキュリティを強化するために、Alibaba Cloud の VPC 内でデータ転送を行う VPC を介してデータベースリソースにアクセスすることをお勧めします。

  • インターネット経由でデータベースにアクセスする

    インターネット経由でのデータアクセスを許可します。開発やテストなどのシナリオでは、関数構成 で固定パブリック IP アドレスを割り当てて、インターネット経由でデータベースにアクセスできるようにすることができます。アクセスするには、データベースのホワイトリストに固定パブリック IP アドレスを追加する必要があります。

  • VPC 経由でデータベースにアクセスする

    本番環境では、安全な VPC 内にデータベースをホストすることをお勧めします。VPC 内のリソースにアクセスするように関数を構成し、VPC を介してクラウドデータベースに安全にアクセスするために、VPC のネットワークセグメントをデータベースのアクセスホワイトリストに追加します。

Function Compute が VPC を介してデータベースにアクセスするプロセスを、次の図に示します。

  1. クライアントが Function Compute にリクエストを送信します。

  2. Function Compute は、構成されているネットワーク設定に従って、指定された VPC データベースにアクセスします。

    Function Compute コンソールの 構成 で関数ネットワークを設定するか、Serverless Devs の YAML ファイルを使用して関数の VPC リソースを構成できます。

  3. データを取得した後、Function Compute はそれをクライアントに返します。