デプロイの開始時または実行時にエラーが発生した場合、デプロイの例外ログを表示できます。このトピックでは、デプロイの例外ログを表示する方法について説明します。例外ログには、JobManager 例外のログ、失敗した TaskManager のログ、およびチェックポイントが低速で生成される TaskManager のログが含まれます。
背景情報
種類 | 説明 |
JobManager 例外のログ | デプロイのフェイルオーバーが原因でデプロイの実行に失敗した場合、JobManager 例外が発生していないかどうかを確認する必要があります。 JobManager 例外のログを表示する方法の詳細については、このトピックのJobManager 例外のログの表示セクションをご参照ください。 説明 デプロイの JobManager が起動に失敗した場合、デプロイのフェイルオーバーは JobManager 例外が原因ではありません。この場合、起動ログを表示して問題を特定できます。 |
失敗した TaskManager のログ | デプロイが想定どおりに実行されている場合、TaskManager は失敗しません。ただし、デプロイが高リスクレベルで実行されている場合、1 つ以上の TaskManager が失敗し、その後再実行される可能性があります。 TaskManager が失敗した場合、TaskManager のログを表示して問題を特定できます。失敗した TaskManager のログを表示する方法の詳細については、このトピックの失敗した TaskManager のログの表示セクションをご参照ください。 説明 デプロイでログのアーカイブが有効になっている場合にのみ、失敗した TaskManager のログを表示できます。「ログ記録」セクションで設定されている保存期間内に、失敗した TaskManager のログを表示できます。 |
チェックポイントが低速で生成される TaskManager のログ | デプロイの実行中に 1 つ以上のチェックポイントが低速で生成される場合、チェックポイントが生成される TaskManager のログを表示して、問題を特定できます。チェックポイントが低速で生成される TaskManager のログを表示する方法の詳細については、このトピックの低速で生成されるチェックポイントを特定し、チェックポイントの TaskManager のログを表示するセクションをご参照ください。 |
前提条件
管理するデプロイが RUNNING 状態であること。
使用上の注意
ログはページごとに表示されます。各ページには最大 1 MB のログレコード、約 8,000 ~ 9,000 行のログレコードが表示されます。ほとんどの場合、最初のページに表示されるログレコードに基づいて問題を特定できます。最初のページに表示されるログに基づいて問題を特定できない場合は、次のページに進んでください。
JobManager 例外のログの表示
Realtime Compute for Apache Flink コンソール にログインします。
管理するワークスペースを見つけ、コンソール[アクション] 列の をクリックします。
左側のナビゲーションペインで、 をクリックします。[デプロイ] ページで、管理するデプロイを見つけて、その名前をクリックします。
[ログ] タブの左側のペインで、[JM 例外] をクリックして、JobManager に関する例外情報を表示します。
説明[例外履歴] セクションでは、7 日以内のデプロイの JobManager 例外のログを表示できます。また、例外の種類を指定して、デプロイの関連する JobManager 例外の履歴ログを表示することもできます。
失敗した TaskManager のログの表示
Realtime Compute for Apache Flink コンソール にログインします。
管理するワークスペースを見つけ、コンソール[アクション] 列の をクリックします。
左側のナビゲーションペインで、 をクリックします。[デプロイ] ページで、管理するデプロイを見つけて、その名前をクリックします。
表示されるページで、[ログ] タブをクリックします。[ログ] タブの左側のペインで、[ログ] をクリックし、[ジョブ] ドロップダウンリストから実行中のデプロイを選択します。

[失敗した Task Manager] タブをクリックします。
低速で生成されるチェックポイントを特定し、チェックポイントの TaskManager のログを表示する
Realtime Compute for Apache Flink コンソール にログインします。
管理するワークスペースを見つけ、コンソール[アクション] 列の をクリックします。
左側のナビゲーションペインで、 をクリックします。[デプロイ] ページで、管理するデプロイを見つけて、その名前をクリックします。
低速で生成されるチェックポイントを特定し、チェックポイントの TaskManager のログを表示します。
[ログ] タブで、[チェックポイント] タブと [チェックポイント履歴] タブをクリックします。
[エンドツーエンド期間] 列の値に基づいて、低速で生成されるチェックポイントを特定します。

低速で生成されるチェックポイントの ID の左側にある
アイコンをクリックして、チェックポイントが属するオペレーターを表示します。オペレーターの名前の左側にある
アイコンをクリックして、オペレーターの各サブタスクの詳細を表示します。チェックポイントが属するタスクノードの [ID] をクリックします。

表示されるページの [実行中の Task Manager] タブで、チェックポイントが低速で生成される TaskManager のログを表示します。