NameNode のデータディレクトリが誤って削除された場合、NameNode に大量の編集ログが蓄積されている場合、正常なアクティブ NameNode に対してチェックポイントが手動で実行された場合など、スタンバイ NameNode を手動で復元する必要があります。このトピックでは、スタンバイ NameNode を手動で復元する方法について説明します。
手順
- 復元するスタンバイ NameNode を E-MapReduce(EMR)コンソールで停止します。
- 復元するスタンバイ NameNode が存在するノードに SSH を使用してログオンします。詳細については、「クラスタへのログオン」をご参照ください。
- 次のコマンドを実行して、hdfs ユーザーに切り替えます。
su hdfs
- 次のコマンドを実行して、スタンバイ NameNode を初期設定に復元します。
hdfs namenode -bootstrapStandby # 情報が正しい場合は Y を入力します。
- EMR コンソールでスタンバイ NameNode を起動し、Web UI にアクセスしてそのステータスを表示します。Web UI で NameNode のステータスを表示する方法の詳細については、「HDFS の Web UI」をご参照ください。