オンプレミステストまたは Apsara スタック環境用にカスタムイメージをエクスポートできます。
制限事項
現在、イメージのエクスポート機能には以下の制限があります。
- Alibaba Cloud Marketplace のシステムディスクのスナップショットによって作成されたカスタムイメージをエクスポートすることはできません。
- 最大 4 つのデータディスクのスナップショットを含むカスタムイメージをエクスポートできます。単一のデータディスクの場合、最大ボリュームは 500 GiB 以下にする必要があります。
- エクスポートされたカスタムイメージをウィザードを使用したインスタンスの作成に使用する場合、/etc/fstab に記録されたファイルデバイスがエクスポートされたデータディスクのスナップショット情報に対応していることを確認する必要があります。
前提条件
カスタムイメージをエクスポートする前に、次の作業を行う必要があります。
- チケットを起票し、サポートセンターへお問い合わせください。イメージエクスポート機能を有効にし、チケットにエクスポートされたイメージのユースケースを説明します。
- OSS を有効にしてカスタムイメージが配置されているリージョンに使用可能な OSS バケットがあることを確認します。 詳細は、「バケットの作成」をご参照ください。
手順
次の手順で、ECS コンソールでカスタムイメージをエクスポートします。
- ECS コンソールにログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
- 対象のリージョンを選択します。
- エクスポートするカスタムイメージを検索して、"操作" 列から [イメージのエクスポート] をクリックします。
- [イメージのエクスポート] ダイアログボックスで、[アドレスの確認] をクリックします。
- [クラウドリソースアクセス認証] ウィンドウで、[認証ポリシーの確認] をクリックし、ECS が OSS リソースにアクセスできるようにします。
- ECS コンソールのホームページに戻ります。 イメージページの "操作" 列から [イメージのエクスポート] を再びクリックします。
- [イメージのエクスポート] ダイアログボックスで、
- 指定されたリージョンの OSS バケットを選択します。
- エクスポートされたイメージのオブジェクト名のプレフィックスを設定します。 たとえば、Demo をプレフィックスとして設定した場合、OSS バケットに表示されるエクスポートされたイメージファイルの名前は Demo- "自動生成されたファイル名" になります。
- [OK] をクリックします。
- (オプション) イメージのエクスポートタスクをキャンセルします。 タスクが完了する前に、ECS コンソールのhttps://ecs.console.aliyun.com/#/task/region/cn-qingdaoマネジメントページに移動して指定したリージョンの関連タスクを検索し、キャンセルします。
ECS API の ExportImage および CancelTask を用いて上記の操作を行うこともできます。
次のステップ
- OSSコンソールにログインしエクスポートの結果を照会します。
注 エクスポートされたカスタムイメージにデータディスクのスナップショットが含まれていると、OSS に複数のファイルが表示されます。
system
を含むファイル名はシステムディスクのスナップショットを、data
を含むファイル名はデータディスクのスナップショットを示します。 データディスクスナップショットには、xvdb や xvdc など、データディスクのマウントポイントであるデータディスクに対応する識別子があります。 - カスタムイメージのエクスポートが成功したら、 オブジェクトのダウンロードを行い、その後カスタムイメージファイルをダウンロードします。
注 イメージファイルの形式はデフォルトでは RAW です。 ただし、.tar.gz 形式はゲート起動期間中にも使用でき、ファイルは .tar.gz ファイルを解凍した後は .raw 形式になります。 Mac OS X オペレーティングシステムを使用している場合は、ファイルの解凍には gnu-tar エージェントを推奨します。