ここでは、ECS インスタンスの料金、課金方法、および支払い方法を解説します。

料金

ECS インスタンスの料金は、以下の内容に応じて異なります。

  • インスタンスタイプ。メモリー容量および CPU コア数を含みます。
  • リージョン: 同一のインスタンスタイプでもリージョンにより料金は異なります。
  • イメージ: 同一リージョンの同一インスタンスタイプについて、Windows イメージは、 Linux または UNIX イメージより高い料金となります。Microsoft により Windows イメージへ追加のライセンス料金が請求されるためです。

詳しくは、「料金」をご参照ください。

課金方法

現在、ECS インスタンスは 2 つの課金方法に対応しています。

  • サブスクリプション

    前払い方法の場合、支払い後にインスタンスを使用できます。 インスタンスの利用は、月単位を基本に課金されます。課金単位は "USD/月" となります。 サブスクリプションは、Web サービスなどの 24時間、週7日に固定されたサービスに適用できます。 詳しくは、「サブスクリプション」をご参照ください。

  • 従量課金

    後払い方法は、インスタンスの使用後に支払いができます。 インスタンスの使用は、分単位で課金され、課金単位は "US$/時" です。 ECS インスタンスのライフサイクルの最小料金は、0.01USD です。 従量課金は、急なトラフィックスパイクが起こるようなシナリオ、一時スケーリング、中間テストおよび科学計算などのシナリオに適用できます。 詳しくは、「従量課金」をご参照ください。

機能

ECS インスタンスの機能は、課金方法に応じて異なります。 サブスクリプションおよび従量課金請求の違いは、以下の表のようになります。

機能 サブスクリプション 従量課金
更新 対応しています。 お使いのインスタンスに関する「手動更新」「自動更新の有効化」または「ダウングレード」が行えます。 対応していません。
随時インスタンスのリリース 対応していません。 インスタンスの期限切れ後、適切な時期に更新されない場合、インスタンスは自動的にリリースされます。 対応しています。 インスタンスが必要なくなった場合、すぐに「インスタンスのリリース」を行います。 行わない場合、インスタンスが停止され、サービスが利用できなくなるまで課金され、料金滞納により自動的にリリースされます。 「停止したインスタンス (VPC 接続) への無課金」とする機能を有効化できます。
インスタンス仕様の変更 対応しています。 詳しくは、「設定変更の概要」をご参照ください。 対応しています。
帯域幅のアップグレード 対応しています。 詳しくは、「設定変更の概要」をご参照ください。 対応しています。
課金方法の変更 対応していません。 対応しています。 従量課金からサブスクリプションへの切り替えができます。 詳しくは、「従量課金からサブスクリプションへの切り替え」をご参照ください。
中国本土内のリージョンにおけるインスタンスへの ICP 申請 対応しています。 対応していません。
API を使用したインスタンスの作成 対応しています。 対応しています。

支払い方法

ECS インスタンスの支払いの方法は、課金方法により異なります。

現在、クレジットカード、または、インスタンスへの支払いクーポンが利用できます。 ECS インスタすの購入前に、ご利用の Alibaba Cloud アカウントにクレジットカードアカウントを追加する必要があります。

  • サブスクリプションは前払い課金方法です。 そのため、クレジットカード、クーポンによる支払いに対応しています。 課金ルールについて詳しくは、「サブスクリプション」をご参照ください。

    サブスクリプションインスタンスの課金記録の参照には、ECS コンソールにログインし、[課金管理] > [課金] > [サブスクリプション] をクリックします。

  • 従量課金請求方法により、はじめにインスタンスを使用し、その後に使用したリソースに関する支払いをすることができます。 クレジットカードまたはクーポンによる支払いに対応しています。 課金ルールについて詳しくは、「従量課金」をご参照ください。

    従量課金インスタンスの課金記録の参照には、ECS コンソールにログインし、[課金管理] > [課金] > [従量課金] をクリックします。