最大アップロードサイズ機能を使用して、ユーザーが1回のリクエストでアップロードできるデータの最大サイズを指定できます。 この機能は、管理者がアップロードするファイルのサイズを制限するための柔軟で効率的なツールを提供し、サーバーのパフォーマンスを向上させ、運用コストを削減します。
シナリオ
ラージファイルアップロード: オンラインビデオのアップロード、ラージゲームの配布、ビッグデータ分析などのシナリオでは、サーバーが処理できるファイルサイズを超えるサイズのファイルをアップロードすることがあります。 そのようなファイルのアップロードを成功させるために、大きな上限を指定できます。
悪意のあるアップロードに対する保護: ソーシャルメディア、フォーラム、ブログなど、頻繁なユーザー操作を必要とするビジネスでは、悪意のあるユーザーが大きなファイルをアップロードしてサーバーリソースを消費したり、攻撃を仕掛ける可能性があります。 潜在的なリスクを防ぎ、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、小さな上限を指定できます。
トラフィックの節約: オンライン教育、オンライン会議、APIサービスなどのトラフィックに敏感なビジネスでは、大きなファイルをアップロードすると大量のトラフィックが消費され、コストが増加する可能性があります。 不要な送信トラフィックを防ぎ、コストを節約するために、小さな上限を指定できます。
手順
ESAコンソールにログインします。
左側のナビゲーションウィンドウで、[Webサイト] をクリックします。
[Webサイト] ページで、管理するWebサイトを見つけて、[操作] 列のWebサイト名または [詳細の表示] をクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、[速度とネットワーク] をクリックし、[ネットワーク最適化] タブを選択します。
[最大アップロードサイズ] セクションで、[設定] をクリックし、[上限] パラメーターを設定します。 この機能を設定した後、アップロードするファイルが指定された制限を超えた場合、Edge Security Acceleration (ESA) はHTTP 413のステータスコードを返します。
デフォルトでは、上限パラメーターは300 MBに設定されています。 100 MBから500 MBの範囲のカスタム値を指定できます。
[OK] をクリックします。