Enterprise Distributed Application Service (EDAS) でアプリケーションを作成してデプロイした後、アプリケーションを更新する必要がある場合があります。更新されたアプリケーションが正常に動作しない場合は、アプリケーションを以前のバージョンにロールバックできます。このトピックでは、アプリケーションを更新およびロールバックする方法について説明します。
アプリケーションの更新
次の表に、さまざまなシナリオでアプリケーションを更新するために使用できる更新ポリシーと方法を示します。
| 更新ポリシー | シナリオ | 更新方法 | 参照 |
| 一括リリース | アプリケーションのインスタンス数が少ない場合、またはサービスアーキテクチャが単純な場合は、アプリケーションを開発およびテストした後に直接更新できます。アプリケーションの新しいバージョンを直接デプロイできます。 |
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| 段階的リリース | アプリケーションのインスタンス数が多い場合、またはサービスアーキテクチャが複雑な場合は、アプリケーションを複数のフェーズでリリースできます。アプリケーションは、各フェーズで少数のインスタンスでのみ更新されます。段階的リリースは、すべてのインスタンスでアプリケーションが更新されると完了します。段階的リリース中にエラーが発生した場合は、プロセスを終了し、アプリケーションをロールバックできます。エラーが修正されたら、アプリケーションを再度リリースできます。 |
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| カナリーリリース | 新しいアプリケーションバージョンは、少数のインスタンスで検証する必要があります。検証が成功した場合、すべてのインスタンスでアプリケーションを更新できます。 | コンソール | EDAS コンソールで ECS クラスタのアプリケーションをカナリーモードでリリースする |
アプリケーションのロールバック
アプリケーションの更新時または更新後にエラーが発生した場合は、アプリケーションを以前のバージョンにロールバックできます。エラーを修正した後、アプリケーションを再度更新できます。
- アプリケーションの更新時にエラーが発生した場合は、更新プロセスを停止し、アプリケーションをロールバックします。
- アプリケーションの更新後にエラーが発生した場合は、アプリケーションを以前のバージョンにロールバックします。
詳細については、「EDAS コンソールを使用して ECS クラスタにデプロイされたアプリケーションをロールバックする」をご参照ください。