ここでは、faascmd コマンドの使用方法について説明します。
前提条件
使用する前に faascmd を設定しておきます。
構文の説明
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faascmd が提供するコマンドとパラメーターはすべて、大文字と小文字を区別します。
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faascmd コマンドのパラメーターでは、等号 (=) の前後にスペースを入れないでください。
ユーザーの権限付与
"faascmd auth
"コマンドを使用して、faas の管理者ユーザーにユーザーの OSS バケットへのアクセス権限を付与します。
前提条件
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最初にコンパイルされた DCP ファイルをアップロードするために、FaaS 用の OSS バケットを作成しておきます。
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FaaS OSS バケットに"compiling_logs" という名前のフォルダーを作成しておきます。
コマンド形式
faascmd auth --bucket=<yourFaasOSSBucketName>
権限付与ポリシーの表示
faascmd list_policy
コマンドを使用して、指定された OSS バケットが、対応する権限付与ポリシー (faasPolicy) に追加されているかどうかを表示します。
コマンド形式
faascmd list_policy
権限付与ポリシーの削除
faascmd delete_policy
コマンドを使用して、権限付与ポリシー (faasPolicy) を削除します。
コマンド形式
faascmd delete_policy
OSS バケットの下にあるすべてのオブジェクトの表示
faascmd list_objects command
コマンドを使用して、OSS バケットの下にあるオブジェクトをすべて表示します。
コマンド形式
faascmd list_objects
faascmd list_objects | grep"xxx
) をフィルタリングします。
元のコンパイルファイルのアップロード
faascmd upload_object
コマンドを使用して、ローカル PC 上でコンパイルされた元のファイルを、指定された OSS バケットにアップロードします。
コマンド形式
faascmd upload_object --object=<newFileNameinOSSBucket> --file= <your_file_path>/fileNameYouWantToUpload
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ターゲットファイルが現在のディレクトリに格納されている場合、パスは必要ありません。
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Intel FPGA が提供するローカルでコンパイルされた元のファイルは .gbs 形式で、Xilinx FPGA が提供するものは、スクリプト処理後に .tar 形式のパッケージとして圧縮されています。
OSS バケットからのオブジェクトのダウンロード
faascmd get_object
コマンドを使用して、指定されたオブジェクトをOSS バケットからダウンロードします。
コマンド形式
faascmd get_object --obejct=<yourObjectName> --file=<your_local_path>/<yourFileName>
FPGA イメージの作成
faascmd create_image
コマンドを使用して、FPGA イメージ作成リクエストを送信します。 リクエストが成功すると、"fpga imageuuid" と返されます。
コマンド形式
faascmd create_image --object=<yourObjectName>
--fpgatype=<intel/xilinx> --encrypted=<true/false>
--kmskey=<key/mandatory if encrypted is true>
--shell=<Shell Version/mandatory> --name=<name/optional>
--description=<description/optional> --tags=<tags/optional>
FPGA イメージの表示
faascmd list_images
コマンドを使用して、作成したすべての FPGA イメージに関する情報を表示します。
コマンド形式
faascmd list_images
コード例
FPGA イメージの削除
faascmd delete_image
コマンドを使用して、FPGA イメージを削除します。
コマンド形式
faascmd delete_image --imageuuid=<yourImageuuid>
FPGA イメージのダウンロード
faascmd download_image
コマンドを使用して、FPGA イメージのダウンロードリクエストを送信します。
コマンド形式
faascmd download_image --instanceId=<yourInstanceId>
--fpgauuid=<yourfpgauuid> --fpgatype=<intel/xilinx>
--imageuuid=<yourImageuuid> --imagetype=<afu>
--shell=<yourImageShellVersion>
コード例
faascmd download_image --instanceId=XXXXX --fpgauuid=XXXX --fpgatype=intel --imageuuid=XXXX
FPGA イメージのダウンロードステータスの表示
faascmd fpga_status
コマンドを使用して、現在の FPGA ボードカードのステータスと FPGA イメージのダウンロードステータスを表示します。
コマンド形式
faascmd fpga_status --fpgauuid=<fpgauuid> --instanceId=<instanceId>
FPGA イメージの発行
faascmd publish_image
コマンドを使用して、FPGA イメージ発行リクエストを送信します。
コマンド形式
faascmd publish_image --imageuuid=<yourImageuuid> --imageid=<yourFPGAImageid>
- imageuuid は、クラウドマーケットプレースに発行しようとしているイメージの ID です。
faascmd list_images
コマンドを実行して、イメージ ID を表示します。 - imageid は FPGA イメージ ID です。 ECS コンソールのインスタンスの詳細ページで ID を確認します。
FPGA インスタンス情報の表示
faascmd list_instances
コマンドを使用して、インスタンス ID、FPGA ボードカード情報、シェルバージョンなど、FPGA インスタンスに関する基本情報を取得します。
コマンド形式
faascmd list_instances --instanceId=<yourInstanceId>