問題の説明
LinuxインスタンスのUDPキャッシュのオーバーフローは、Linuxインスタンスのネットワークパフォーマンスに影響を与える可能性があるため、インスタンスはリモート接続できません。
原因
net.ipv4.udp_mem
ファイルの /etc/sysctl.conf
の値が低く設定されています。 /etc/sysctl.conf
ファイルには、システム構成情報が格納されます。 パラメーターが正しく設定されていない場合、Linuxインスタンスのネットワークパフォーマンスが影響を受ける可能性があります。
解決策
説明
以下の点にご注意ください。
- インスタンス設定やデータの変更など、リスクを引き起こす可能性のある操作を実行する前に、データのセキュリティを確保するために、インスタンスのディザスタリカバリ機能とフォールトトレランス機能を確認することを推奨します。
- ECS (Elastic Compute Service) およびRDS (Relational Database Service) インスタンスを含むインスタンスの設定およびデータを変更できます。 変更前に、スナップショットを作成するか、RDSログバックアップを有効にすることを推奨します。
- Alibaba Cloud管理コンソールでログインアカウントやパスワードなどの機密情報を承認または送信した場合は、そのような情報をタイムリーに変更することを推奨します。
- VNCを介してLinuxインスタンスにリモートでログインします。 リモートでログインする方法の詳細については、「ECS接続方法の概要」をご参照ください。
- 次のコマンドを実行して、
/etc/sysctl.conf
ファイルを編集します。説明注: 設定ファイルを変更する前に、データをバックアップしてください。
vim /etc/sysctl.conf
- Aキーを押して、必要に応じて
net.ipv4.udp_mem
パラメーターの値を調整します。 次に、[Esc] を押して編集モードを終了します。: WQ
と入力し、Enter
を押します。 保存して終了します。同様の出力が表示されます。説明説明
: WQ
コロン:
Shift
+:
キー出力を押す必要があります。- このトピックでは、
net.ipv4.udp_mem
パラメーターの値は819213107267108864
です。 必要に応じて値を調整します。
- Run the following command to make the configuration take effect.
sysctl -p
適用対象
- Elastic Compute Service