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Elastic Compute Service:LinuxインスタンスのUDPキャッシュオーバーフローによりリモート接続が失敗する

最終更新日:Feb 12, 2025

問題の説明

LinuxインスタンスのUDPキャッシュのオーバーフローは、Linuxインスタンスのネットワークパフォーマンスに影響を与える可能性があるため、インスタンスはリモート接続できません。

原因

net.ipv4.udp_memファイルの /etc/sysctl.confの値が低く設定されています。 /etc/sysctl.confファイルには、システム構成情報が格納されます。 パラメーターが正しく設定されていない場合、Linuxインスタンスのネットワークパフォーマンスが影響を受ける可能性があります。

解決策

説明

以下の点にご注意ください。

  • インスタンス設定やデータの変更など、リスクを引き起こす可能性のある操作を実行する前に、データのセキュリティを確保するために、インスタンスのディザスタリカバリ機能とフォールトトレランス機能を確認することを推奨します。
  • ECS (Elastic Compute Service) およびRDS (Relational Database Service) インスタンスを含むインスタンスの設定およびデータを変更できます。 変更前に、スナップショットを作成するか、RDSログバックアップを有効にすることを推奨します。
  • Alibaba Cloud管理コンソールでログインアカウントやパスワードなどの機密情報を承認または送信した場合は、そのような情報をタイムリーに変更することを推奨します。

  1. VNCを介してLinuxインスタンスにリモートでログインします。 リモートでログインする方法の詳細については、「ECS接続方法の概要」をご参照ください。
  2. 次のコマンドを実行して、/etc/sysctl.confファイルを編集します。
    説明

    注: 設定ファイルを変更する前に、データをバックアップしてください。

    vim /etc/sysctl.conf
  3. Aキーを押して、必要に応じてnet.ipv4.udp_memパラメーターの値を調整します。 次に、[Esc] を押して編集モードを終了します。 : WQと入力し、Enterを押します。 保存して終了します。
    説明

    説明

    • : WQコロン: Shift +: キー出力を押す必要があります。
    • このトピックでは、net.ipv4.udp_memパラメーターの値は819213107267108864です。 必要に応じて値を調整します。

    同様の出力が表示されます。 {F8B1F28E-D89D-42BF-B1B9-8D99F157B03C}_20200714180457 (1).jpg
  4. Run the following command to make the configuration take effect.
    sysctl -p

適用対象

  • Elastic Compute Service