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:ディスクの拡張後に growpart を使用した GPT パーティションの拡張に失敗した場合の対処方法

最終更新日:Nov 09, 2025

問題の説明

GUID パーティションテーブル (GPT) フォーマットを使用するディスクを拡張した後、growpart ユーティリティがパーティション (たとえば /dev/vdb1) の拡張に失敗します。次の図に示すように、エラーメッセージが表示されます。その結果、ディスクは拡張されますが、パーティションとファイルシステムのサイズは変更されません。この Topic では、/dev/vdb1 パーティションを例として使用します。分区失败

考えられる原因

データディスク (たとえば /dev/vdb) を初期化したとき、推奨される配置でパーティションを作成しませんでした。具体的には、mkpart primary 1 100% コマンドを実行してパーティションの開始位置と終了位置を設定しませんでした。

次のコマンドを実行して、パーティションが配置されているかどうかを確認できます。

  • fdisk -l: Start の値が 2048 であるかどうかを確認します。値が 2048 でない場合、パーティションは配置されていません。

  • parted -l: Start の値が 1049 kB であるかどうかを確認します。値が 1049 kB でない場合、次の図に示すように、パーティションは配置されていません。查看起始分区

解決策

この問題を解決するには、ディスクを再パーティション化してからパーティションを拡張する必要があります。

  1. ECS インスタンスにリモート接続します。

    詳細については、「ECS インスタンスの接続方法の概要」をご参照ください。

  2. 次のコマンドを実行して、/etc/fstab ファイル内の /dev/vdb1 のパーティション情報を表示します。

    cat /etc/fstab

    次の図は、/dev/vdb1 パーティションの情報の例を示しています。查看分区信息

  3. 次のコマンドを実行して /etc/fstab ファイルを編集します。次に、/dev/vdb1 パーティションのエントリを手動で削除します。

    vim /etc/fstab
  4. 次のコマンドを実行して、/dev/vdb1 パーティションをアンマウントします。

    umount /dev/vdb1

    卸载分区

  5. ディスクを再パーティション化し、ファイルシステムをマウントします。

    重要

    ディスクを再パーティション化すると、元のパーティションのすべてのデータが削除されます。続行する前に、スナップショットを作成してディスク上のデータをバックアップしてください。ディスクを再パーティション化してファイルシステムをマウントした後、スナップショットを使用してデータを復元できます。スナップショットの作成方法の詳細については、「スナップショットの作成」をご参照ください。

    詳細については、「データディスクの初期化 (Linux)」をご参照ください。

  6. 再度パーティションとファイルシステムを拡張します。