このトピックでは、New Technology File System (NTFS) を使用するディスクを、ディスクのファイルシステムタイプを変更せずに、LinuxインスタンスとWindowsインスタンスの間で移動する方法について説明します。 XFS、EXT3、およびEXT4ファイルシステムはLinuxでよく使用されます。 NTFSおよびFAT32ファイルシステムは、Windowsで一般的に使用されます。
手順
シナリオ1: WindowsインスタンスからNTFSディスクをデタッチし、そのディスクをLinuxインスタンスに接続する
ECSコンソールで、WindowsインスタンスからNTFSディスクをデタッチします。
詳細については、「データディスクのデタッチ」をご参照ください。
ディスクをLinuxインスタンスに接続します。
詳細については、「データディスクのアタッチ」をご参照ください。
Linuxインスタンスに接続します。
詳細については、「パスワードまたはキーを使用したLinuxインスタンスへの接続」をご参照ください。
LinuxインスタンスにNTFSをサポートさせるには、次のコマンドを実行して、必要なコンポーネントをLinuxインスタンスにインストールします。
yum -yインストールntfs-3g
次のようなコマンド出力が表示されます。
次のコマンドを実行して、ディスクをマウントします。
マウント-t ntfs-3g /dev/vdb1 /mnt/
次のコマンドを実行して、ディスクがマウントされているかどうかを確認します。
df -T
次のようなコマンド出力が表示されます。
次のコマンドを実行して、Windowsインスタンスに書き込まれたテストデータがディスクに存在するかどうかを確認します。
ls /mnt/
次のようなコマンド出力が表示されます。
シナリオ2: LinuxインスタンスからNTFSディスクをデタッチし、そのディスクをWindowsインスタンスに接続します
ECSコンソールで、LinuxインスタンスからNTFSディスクをデタッチします。
詳細については、「データディスクのデタッチ」をご参照ください。
ディスクをWindowsインスタンスに接続します。
詳細については、「データディスクのアタッチ」をご参照ください。
Windowsインスタンスに接続します。
詳細については、「パスワードまたはキーを使用したWindowsインスタンスへの接続」をご参照ください。
[スタート] アイコン> [Windows管理ツール] > [コンピュータの管理] を選択します。
[ストレージ]> [ディスクの管理] を選択し、ディスクをダイナミックディスクに変換します。
Linuxインスタンスに書き込まれたテストデータがディスクに存在することを確認します。 次に、テストデータをWindowsインスタンスに書き換えて、期待どおりにデータをWindowsインスタンスに書き込めるかどうかを確認します。