Web Application Firewall インスタンスの購入後、コンソールの [アプリの管理] ページで、Web サイトのリアルタイムのログ照会および分析サービスを有効化することができます。
スコープ
WAF Log Service により、WAF が保護する Web サイトから複数のログエントリをリアルタイムで収集します。 リアルタイムのログ照会と分析を実行し、ダッシュボードに結果を表示することも可能です。
WAF Log Service は、Web サイトの業務保護ニーズと運用上の要件を完全に満たしています。 WAF Log Service を有効にした場合、必要に応じてログストレージ期間とログストレージサイズを選択します。
注 現時点では、WAF Log Service は WAF サブスクリプションインスタンス (Pro、Business、または Enterprise エディション) でのみ利用可能です。
利点
WAF リアルタイムログ照会と分析サービスには、次の利点があります。
- 簡単な設定: サービスを簡単に設定して、Web サイトへの訪問と攻撃を記録するログエントリを収集します。
- リアルタイム分析: WAF コンソールは Log Service と統合され、リアルタイムログ分析サービスと、設定の容易なレポートセンターを提供します。 Web サイトへの訪問と攻撃についてほとんどすべて分かります。
- リアルタイム警告: 特定のインジケーターに基づいたほぼリアルタイムのモニタリングと警告が利用可能で、重要な業務例外へのタイムリーな対応を保証します。
- コラボレーション: リアルタイムコンピューティング、クラウドストレージ、可視化、およびその他のデータソリューションとともにこのサービスを使用して、より多くのデータ価値を見いだします。
WAF Log Service の有効化
- Web Application Firewall コンソールにログインします。
- をクリックし、WAF インスタンスがあるリージョンを選択します。
- リアルタイムログ照会と分析サービスで、[アップグレード] をクリックします。
- 表示されたページで、[Log Service] を有効にし、ログストレージ期間とログストレージサイズを選択して、[今すぐ購入] をクリックします。
- WAF コンソールに戻り、 [許可]をクリックします。 をクリックし、リアルタイムログ照会と分析サービスで、
- [同意] をクリックして、専用ログストアにログエントリを書き込む権限を WAF に付与します。
WAF Log Service が有効になり、権限付与されます。
- WAF コンソールに戻り、[設定] をクリックします。 をクリックし、リアルタイムログ照会と分析サービスで、
- [Log Service] ページで、WAF が保護する Web サイトのドメイン名を選択し、右側の ステータス スイッチをオンにして WAF Log Service を有効にします。
Log Service は、WAF が記録した Web ログをすべてリアルタイムで収集します。 これらのログエントリはリアルタイムで照会および分析されます。