Alibaba Cloud Object Storage Servic (OSS) は、クラウド上に大量のデータを保存することを可能にする、費用対効果が高く、安全性と信頼性の高いストレージサービスです。 大容量の記憶容量、グローバル名前空間、そしてリージョン間アクセスで、OSS は様々なシナリオに適用させることが可能です。 OSS は新しいアクセス方法を提供しています。 この方法では、CSG (Cloud Storage Gateway) が提供する統合オンラインサービスを使用することで、ローカルのフォルダーやディスクにアクセスするのと同じ方法で OSS にアクセスできます。

Alibaba Cloud 上のホストは、Linux と Windows の 2 種類のオペレーティングシステムを実行できます。 CSG は NFS および SMB (CIFS) プロトコルをサポートしています。これにより、Linux および Windows のローカル共有ディレクトリにそれぞれアクセスできます。

CSG は、iSCSI (Internet Small Computer System Interface) プロトコルもサポートしています。 このプロトコルは、CSG は多数の OSS バケットをローカルディスクにマッピングし、32 TB を超えるストレージボリュームとコスト効率の高いストレージ拡張ソリューションを提供します。 iSCSI プロトコルは、アクセス頻度の低いデータとアーカイブデータを格納する必要があるシナリオに適しています。

上記の 3 つのプロトコルを使用することで、CSG はバケットに基づいてOSSリソースをローカルディスクまたはディレクトリにマッピングします。 ファイルを読み書きすることで OSS リソースにアクセスできます。 POSIX およびブロックアクセスプロトコルをベースにしたアプリケーションを変更することなく使用することもできます。これにより、修正と学習のコストが削減されます。 CSG の適応シナリオの詳細については、「CSG 適応シナリオ」を参照してください。